2015年07月14日

公開学習会 (PART 33)「冤罪が生まれる過程を検察から見る」8/2のご案内

       公開学習会 (PART 33)
    冤罪が生まれる過程を検察から見る


2014年3月に静岡地裁から再審開始決定が出た袴田事件では、
捜査機関が証拠をねつ造、さらに最近開示された取り調べの録音
テープには、記録されることが許されない弁護士との接見まで録
音されていたことがわかりました。にもかかわらず、東京高等検
察庁は、再審開始に抵抗し、これを阻止しようとしています。
今回の公開学習会では、元検事で、自らの行き過ぎた取り調べ行
為を告白、検事を辞職された市川寛さんをお招きして、冤罪が生
まれる過程についてお話しいただきます。ひとりでも多くのみな
さまのお越しをお待ちしています。

日 時 2015年8月2日 (日) 3時〜5時(開場2時半)
会 場 カトリック清瀬教会(清瀬市松山1ー21ー12)
参加費 500円      
講 師 市川 寛弁護士(元佐賀地検検事)
 1965年生まれ。中央大学法学部卒業。1993年に検事任官
 し、横浜地検、大阪地検などで一般刑事事件の捜査・公判に
 従事。2001年、佐賀地検在職中、佐賀市農協組合長を逮捕
 ・勾留して取調中に「ぶっ殺すぞ」などと暴言を吐く。同
 組合長は無罪確定。2005年、辞職。2007年、東京弁護士
 会に弁護士登録。2012年、検事生活や佐賀での事件の内情
 を描いたノンフィクション「検事失格」を毎日新聞社から
 上梓。2015年、同書が新潮文庫から刊行された。

※5時半から懇親会が開かれる予定です(会費500円)

〈交通〉西武池袋線「清瀬」駅南口下車徒歩5分。または
JR中央線「武蔵小金井」駅北口から西武バス「清瀬駅」
行き乗車(30〜40分)、「保育園入口」下車すぐ。

主 催 無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会 
     東京都東村山市久米川町1-50-1-4-401 門間方
共 催 カトリック東京教区 正義と平和委員会
お問い合せ 電話1(プッシュホン)&FAX  042(394)4127(もんま)


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posted by 袴田巌さんを救う会 at 01:46| 東京 ☀| 公開学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月08日

袴田事件の報道〜即時抗告審の動きなど〜(2015年5月〜6月)


静岡県弁護士会が抗議声明 袴田さんの接見録音問題

静岡新聞 2015/4/25 07:45


 死刑判決が確定したものの、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(79)の取り調べ録音テープに弁護士との接見とみられる様子が収録されていた問題で、県弁護士会は24日、県警への抗議声明を出した。県警に対し「違法な盗聴行為の経緯を徹底して調査し、事実を公表すべき」と訴えている。
 県警は「即時抗告審が継続中の事件であるため、コメントを差し控える」としている。
 袴田さんの再審弁護団によると、接見が録音されたとみられるのは逮捕から5日目の1966年8月22日。当時の主任弁護人による初めての接見という。
 抗議声明は、憲法や刑事訴訟法が保障している捜査機関に内容を知られることなく接見できる権利を侵害している―と指摘。「この盗聴が約50年の長きにわたって隠されていたことに強い憤りを覚える」と批判している。即時抗告の棄却や再審無罪判決も求めた。
 県庁で会見した大石康智会長は、録音の狙いを「(接見は)安心するから(容疑者の)本音が出る。本音が出るからこそ盗聴したのだろう」と推測した。

http://www.at-s.com/news/detail/1174189783.html



DNA型鑑定の手法を検証へ 弁護側応じる 袴田事件

朝日新聞 2015年5月14日20時47分


 「袴田事件」の再審開始をめぐる京高裁での審理(即時抗告審)は14日、裁判所、検察、弁護側による協議があった。高裁が実施を提案していたDNA型鑑定の手法を検証する実験について、弁護側は初めて正式に応じる意向を示した。実験の方法について具体的な協議に入ったが、検察と弁護側の提案に隔たりがあり、詳細の決定は次回以降に持ち越された。

 検証実験は、静岡地裁の再審開始決定の決め手となったDNA型鑑定について、再現できるかを検証することが目的。地裁の審理では、検察が「犯行時の着衣」とした衣類の血痕について、弁護側が推薦した大学教授がDNA型鑑定を実施。「袴田さんのものと一致しない」との結果で、袴田さんが犯人ではないとの結論につながった。

 高裁ではこの信用性が最大の争点となり、検察は「独自の手法で再現性がなく、信用できない」として再鑑定を要求。弁護側は「国際論文でも認められた手法だ」と反論してきた。ただ、衣類についた血痕は地裁での鑑定でほぼすべて使われ、残っていない。このため、高裁は再鑑定ではなく、鑑定の手法を検証する実験を提案していた。

 弁護側は「検証実験も不要」としてきたが、12日に高裁に出した意見書で「応じる余地がある」と表明。ただ、検察側や裁判所が示す検証方法は不適当とし、別の方法を提案した。この日は、それぞれが主張する方法の意義を説明。検証を誰が行うかや、使用する試料などの詳細は次回以降協議する。弁護団の笹森学弁護士は検証実験に応じることについて、「このままでは審理が早く終わらず、袴田さんのためにならない」と話した。(千葉雄高、細見卓司)

http://www.asahi.com/articles/ASH5G5J5NH5GUTIL01X.html



袴田事件:弁護団、検察側証拠一覧を 抗告審・3者協議 /静岡

毎日新聞 2015年06月10日 静岡版


 死刑確定後の再審開始決定で釈放された袴田巌(いわお)元被告(79)の第2次再審請求の即時抗告審で、弁護団は9日、東京高裁(大島隆明裁判長)に対し、検察側が保管する証拠の一覧表を開示するよう求めた。弁護団が高裁、東京高検との3者協議後、記者会見で明らかにした。

 事件の証拠を巡っては再審開始決定後も、袴田元被告の逮捕後の取り調べを録音したテープなど、裁判所に提出されていない証拠があることが判明。西嶋勝彦弁護団長は「次々と新しい証拠が出てきている。適正で円滑な審理のため一覧表が必要」と主張した。

 同協議では、再審開始決定の決め手となった弁護側DNA鑑定の手法が再現できるか確かめる検証実験の実施方法について話し合っていた。しかし、この日も検察側、弁護側双方の提示した条件に隔たりがあり、今後も協議は継続される。【井上知大】

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20150610ddlk22040064000c.html



布袋の血液鑑定書開示 袴田さんの即時抗告審

静岡新聞 2015/7/ 4 07:51


 死刑判決が確定後、静岡地裁の再審開始決定を受けて釈放された袴田巌さん(79)の即時抗告審で、東京高検が事件現場で見つかったとされる布袋の血液鑑定書を新たな証拠として、任意で開示していたことが3日、弁護団関係者への取材で分かった。
 血液鑑定書は高検が6月30日付で開示した。弁護団が袴田さんの取り調べ録音テープを分析したところ、取調官が「袋に血が付いている」と発言し、袴田さんが袋に触れたことを追及する場面があったことなどから、開示を求めていた。
 関係者によると、鑑定書は県警の技師が作成した。袋の人血について「血液型は不明」と結論付けている。理由として「量が少ないか、何らかの理由で血液型物質が破壊されたため」としている。
 高検は「再審理由の有無を判断するために調べる必要性や関連性はない」としつつ、迅速な審理に協力する観点で開示したという。
 高検は併せて、DNA鑑定手法の検証実験をめぐる専門家の新たな意見書も東京高裁に提出した。一方、弁護団が求めている検察・警察が保管する証拠の一覧表(リスト)については未開示という。

http://www.at-s.com/news/detail/1174211125.html



posted by 袴田巌さんを救う会 at 01:56| 東京 ☁| 公開学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする