2017年06月22日

公開学習会(PART36)「袴田巖さんの再審を拒む検察〜DNA検証実験をめぐって〜」7/2開催

         公開学習会 (PART 36)
      袴田巖さんの再審を拒む検察
        〜DNA検証実験をめぐって〜

 今年は1966年6月30日の事件発生から51年目。2014年
3月に静岡地裁で袴田巖さん(81才)に再審開始決定が出てから3年が
過ぎましたが、再審はいまだに始っておらず、巖さんは確定死刑囚の
ままです。東京高裁に即時抗告した検察は、再審開始決定の理由の一つ
となったDNA鑑定を切り崩すべく検証実験を主張、弁護団の反対の中、
東京高裁はその実施を決めました。DNA鑑定の反論書を担当した弁護団
の角替清美弁護士に、検察側主張の理不尽さについてお話しいただきます。
ひとりでも多くのみなさまのご参加をお待ちしています。 

 日 時 2017年7月2日 (日) 3時〜5時(開場2時半)
 会 場 カトリック清瀬教会(清瀬市松山1ー21ー12)
 参加費 500円     
 講 師 角替清美弁護士(袴田事件弁護団)
 主 催 無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会 
      東京都東村山市久米川町1-50-1-4-401 門間方
 共 催 カトリック東京教区 正義と平和委員会
 お問い合せ ☎&FAX  042(394)4127(もんま)

 〈交通〉西武池袋線「清瀬」駅南口下車徒歩5分。またはJR中央線
    「武蔵小金井」駅北口から西武バス「清瀬駅」行き乗車(30〜
     40分)、「保育園入口」下車すぐ。

 5時半より懇親会が開かれる予定です。





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posted by 袴田巌さんを救う会 at 02:14| 東京 ☀| 公開学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

袴田事件 DNA「検証」実験の記事

弁護側手法、一部再現成功 有効性排除せず 「袴田事件」鑑定
静岡新聞 2017/6/8 08:53

 袴田巌さん(81)の即時抗告審で、鈴木広一大阪医科大教授が東京高裁に提出した弁護側DNA型鑑定に関する検証実験の最終報告書 で、弁護側鑑定に用いられた「選択的抽出法」と呼ばれる手法について、一部で再現に成功していたことが7日、分かった。「手の込んだ方法ではなく、確立さ れた方法を用いるべき」などと手法そのものには否定的な一方、完全には有効性を排除していない。

 静岡新聞社が7日入手した最終報告書で明らかになった。報告書によると鈴木教授は、布に付着した新しい血痕と二十数年前の血痕の2種類を調べた。選択的 抽出法通り、血液成分を取り出すため、試薬「抗Hレクチン」入りの生理食塩水(生食)に漬けた後、市販のキットを使って実際にDNA型鑑定をした。

 鈴木教授は「DNA溶出はほとんどないか少ない」と結論する一方で、選択的抽出法を用いて抽出されたDNAについて、新旧の血痕で正しい型が検出された 例についても報告。その上で、抗Hレクチンに含まれる酵素がDNAを溶かすとして「誤った試薬の適用」と指摘。「長年たった衣類付着の血痕を生食に浸すだ けで溶出することは難しい」とも付言した。

 こうした報告書の内容を受け、弁護団は「弁護側DNA型鑑定と矛盾しない内容」と主張。高裁が実施を予定している鈴木教授と、弁護側鑑定人の本田克也筑波大教授の尋問について「不要」と訴えていく方針という。

 静岡地裁決定の再審開始の決め手の一つになった弁護側DNA型鑑定では、約半世紀前にみそタンクの中から見つかったシャツに付いた血痕について鑑定が行われた。試料が特殊な環境にあったことから、本田教授は独自の選択的抽出法を発案したとされる。

 最終報告書はA4判で、30ページ程度の鑑定書と、100ページ程度の写真・データ集から成っている。


posted by 袴田巌さんを救う会 at 02:40| 東京 ☀| 再審 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする