2023年10月01日

署名活動(代々木公園) 9/18

9.18 ㈪「ワタシのミライ」集会in代々木公園。猛暑のなか、気候問題の未来を考える若い世代のグループと原発反対の主にシニア世代の合同集会でした。始めての試みです。
猛暑にも関わらず、原発推進GX 法案に危機感を持ったシニア以上の参加者も沢山おられて、若い世代と共に約8000人が集まったでしょうか。これからの日本の未来をどのように若い世代に託すのか、を問われる集会でした。
フクイチの深刻な実情を訴えておられる小出裕章さんも鎌田慧さんと共にメインステージで対談されました。託すにはあまりにも重い未来ですが若い方の柔軟な発想を待ち望みます。(本当に申し訳ないです。)若い人たちの利権に曇らされない目で未来を切り開いてほしいと願います。
集会では汚染水放出もってのほか!の意識もとても強かったと思います。デモ後の懇親会では、原発労働者はトリチウムは目から入り込むためにつけていたゴーグルを、東電はつけなくてもいいようにしてしまったと聞きました。どこまでも命を蔑ろにする会社と日本政府です。
集会合間に「袴田事件」の署名活動もメンバー3人で行いました。「袴田事件」もいよいよ来月から公判が始まる見込みです。原発も「袴田事件」も待ったなしです。いつも聞く日音協さんグループの歌のフレーズ「こんな当たり前の暮らし、いつまで残せるだろう。♪」が問いかけてきます。原発も冤罪もない未来を❗(溜)

主催 ワタシのミライ、Fridays For Futur Tokyo、さようなら原発1000万人アクション


posted by 袴田巌さんを救う会 at 03:57| 東京 ☁| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月22日

袴田巖さんの再審開始を求める署名7,100筆を東京高裁へ提出

12月20日、袴田巖さんの再審開始を求める7,100筆の署名と請願書を東京高裁刑事第2部に提出、救う会メンバーはお姉さんの袴田秀子さん等とともに東京高裁へ要請を行いました。コロナ禍で対面の要請ができなかったため、昨年2月以来の要請となりました。

提出した署名は、毎月の東京高裁前座り込み等で集めたり、支援者から送られたもののほか、J R総連から寄せられた多数の署名も含まれており、救う会顧問の菊田幸一弁護士名の請願書とともに提出しました。昨年提出できなかった最高裁宛の署名も含まれており、1991年から集め始めた署名の累計は145,578筆となります。

提出後の記者会見には、救う会代表門間正輝、副代表門間幸枝、袴田秀子さん、菊田幸一弁護士、大倉一美神父、矢澤f治弁護士が登壇、救う会事務局のメンバー(溜口、大竹、齋藤、矢部、松田)と会員の高橋さんが参加しました。

当日の報道は下記をご覧ください。
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「袴田事件」早期の再審開始求め東京高裁に請願書提出
NHK 2021年12月20日 14時16分
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20211220/k10013395551000.html

再審求め署名7千筆提出 袴田さん姉ら、東京高裁に
産経新聞 2021/12/20 15:19
https://www.sankei.com/…/20211220-HY7OIBOSARKK7PWY25FBO5MI…/

袴田さんに「自由与えて」 再審求める署名7100筆、裁判所に提出
朝日新聞 2021年12/20(月) 15:55配信
https://news.yahoo.co.jp/…/96a8347364a70656de4eaec7b1ebdb56…

袴田事件の支援団体 速やかな再審求め請願書を東京高裁に提出(静岡県)
SBS 2021/12/20
https://youtu.be/p2H7nDrGoJ4

「自由を与えて」 再審求め支援団体が東京高裁に7100人分署名 袴田事件
テレビ静岡 12/20(月) 18:57配信
https://www.sut-tv.com/news/indiv/13714/

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posted by 袴田巌さんを救う会 at 00:21| 東京 ☀| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月18日

最高裁へ請願署名を提出しました

 2020年2月17日、無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会は、最高裁へ袴田巖さんの再審開始を求める請願署名1,777筆を提出しました。1991年から集め始めた署名の累計は、国内外合わせて138,478筆となりました。
 最高裁では、救う会顧問の菊田幸一弁護士(明治大学名誉教授)、公開学習会を共催しているカトリック東京教区正義と平和委員会の大倉一美神父、門間正輝代表はじめ救う会メンバー8名等が参加、それぞれが書いた請願書を読み上げたり意見を伝えたりしました。浜松からは袴田巖さんのお姉さんである袴田秀子さんもかけつけ、最高裁ではじめて要請を行いました。その後、東京高裁内の司法記者クラブで記者会見を行いました。



袴田さん再審開始求める署名提出 姉と支援団体、最高裁に
共同通信社 2020/2/17 13:56 (JST)

 1966年の静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定し、第2次再審請求中の元プロボクサー袴田巌さん(83)の姉秀子さん(87)が17日、支援団体と共に最高裁を訪れ、袴田さんの再審開始を速やかに認めるよう求める請願書と署名を提出した。
 提出後に東京都内で記者会見した秀子さんは「巌は無実なので、最高裁で必ず勝つと思っている。命ある限り頑張る」と語った。
 袴田さんを支援している「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」は、第1次再審請求中の1991年から署名活動を続けている。この日は1777人分の署名を提出。これまでの累計では約13万8千人分となった。

中日新聞 https://chuplus.jp/news/article/detail.php?comment_id=719233&comment_sub_id=0&category_id=22

袴田巌さんの再審開始を 姉らが請願書・署名を最高裁に提出
産経新聞 2020.2.17 18:06

 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑判決が確定し、再審開始を請求中の元プロボクサー、袴田巌(はかまだ・いわお)さん(83)の姉、秀子さん(87)と支援者らが17日、再審開始を求める請願書と1777人分の署名を最高裁に提出した。
 袴田さんをめぐっては、静岡地裁が平成26年3月、再審開始を認め、死刑と拘置の執行を停止。約48年ぶりに釈放された。即時抗告審で東京高裁は30年6月、再審開始を認めない決定をする一方、死刑と拘置の執行停止は維持した。弁護団は特別抗告し、最高裁で審理が続いている。
 請願書は「釈放から2153日。袴田さんは獄中にとらわれていた日々の8分の1しか取り戻せていない」などとして、速やかな再審開始を求めている。
 東京都内で会見した秀子さんは「必ず無罪になると信じている。命のある限り頑張っていく」と話した。
https://www.sankei.com/affairs/news/200217/afr2002170016-n1.html


袴田事件 再審開始求め署名提出 袴田さん姉ら、最高裁に /静岡
毎日新聞 2020年2月18日 地方版 会員限定有料記事

 1966年の静岡県の一家4人強盗殺人事件で死刑が確定し、第2次再審請求中の元プロボクサー、袴田巌さん(83)の姉秀子さん(87)が17日、支援団体と共に最高裁を訪れ、袴田さんの再審開始を速やかに認めるよう求める請願書と署名を提出した。
 提出後に東京都内で記者会見した秀子さんは「巌は無実なので、最高裁で必ず勝…
https://mainichi.jp/articles/20200218/ddl/k22/040/117000c





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2019年05月03日

憲法集会で署名活動をします

5月3日の憲法集会会場周辺で署名活動を行います。

ゆりかもめの「有明」駅から会場の有明防災公園に
向う途中にいますので、のぼりを見かけたら
お声をかけてください。11時〜12時の予定です。


憲法集会会場(有明防災公園).jpeg


12時からは、ドキュメンタリー映画「獄友」の
BGMを担当した
 谷川賢作さん
 小室等さん
 こむろゆいさん
 河野俊二さん
による「獄友イノセンス」の演奏があります。






posted by 袴田巌さんを救う会 at 04:34| 東京 ☀| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月18日

イタリア・ボローニャで袴田巖さんの無実を訴える

10/14〜10/16にイタリアのボローニャで開かれた聖エジディオ共同体主催の第32回「世界宗教者・平和のための祈りの集い 2018」に、門間幸枝副代表が参加しました。この集いへの参加は4回目。今回は4か国語の署名用紙を準備、世界中から集まる宗教者や一般の方々へ、袴田巌さんの無実を訴えています。

まだ帰国していないため、同行している太田綾子さんから送られてきた写真をお届けします。
ご報告は、袴田巌さんを救う会の「キラキラ星通信」に掲載する予定です。
   
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  • 左から門間幸枝副代表、
  • 聖エジディオ共同体・日本ボランティアの太田さん、
  • 昨年、たくさんの署名を集めてくださったシルヴィアさん






posted by 袴田巌さんを救う会 at 03:54| 東京 ☁| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

高裁前座り込み 11日行動

6月11日に東京高裁で袴田巖さんの再審開始が取り消されてから、
毎月11日に東京高裁前で座り込みをしています。

今回は3回目。メンバー6人に応援の方々が6人ほど来てくださいました。

平日のみと決めましたが、やはり毎月行いたいという希望があり、
11月は12日の月曜日に座り込みをすることになりました。
午後1時から4時です。雨天決行。飛び込み歓迎です。

門間代表からは、裁判所を責めるだけではなく、
なるべくおだやかに、との感想が・・・




posted by 袴田巌さんを救う会 at 02:55| 東京 ☁| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

10/13「響かせあおう死刑廃止の声2018」で署名活動します

 【10月死刑廃止デー】
   響かせあおう死刑廃止の声2018

■日時:10月13日(土) 12時開場 13時開始 16時30分終了予定
■場所:星陵会館ホール https://www.seiryokai.org/kaikan/map.html
    東京都千代田区永田町2-16-2
    ・南北線・有楽町線・半蔵門線「永田町」6番出口徒歩3分
    ・丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」5番出口徒歩5分
    ・銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」11番出口徒歩7分
■入場料:前売り1,000円 当日1,200円
     ★U25割(25歳以下の方は入場無料)
■内容:
  ◎ Rapで歌う!死刑囚からあなたへ
  ◎討議 オウム13人執行で時代はどう変わるか
   青木理・安田好弘
  ◎ 死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金:死刑囚の作品展と講評
   選考委員 池田浩士/加賀乙彦/香山リカ/川村湊/北川フラム/坂上香/太田昌国
   ※ゲストや内容は変更になる場合があります。
   
■主催:死刑囚絵画展運営会
     死刑廃止国際条約の批准を求めるFORUM90
    チラシはこちらからどうぞ→  http://forum90.net/event/archives/16









posted by 袴田巌さんを救う会 at 01:04| 東京 ☁| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月17日

袴田巖さんの再審を求めて請願書(署名)と熊本典道元裁判官の陳述書を提出

2月13日(火)、無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会は、
東京高裁で行われている即時抗告審に対し、即時抗告を棄却し、
袴田巖さんの再審を開始するよう求めた請願書と要請文、
熊本典道元裁判官の陳述書を添えた上申書を東京高裁に提出
しました。

救う会は昨年10月に署名を提出したばかりですが、3月中
にも出ると言われている高裁決定に向けて、急きょ、3ヵ月で
集まった署名753筆を提出したものです。

熊本典道元裁判官は、袴田事件の原審で左陪席として担当、
袴田巖さんは無罪だとの心証を持ちながら、合議で他の2人
の裁判官を説得できず、主任裁判官として死刑判決を書かざる
を得ませんでした。翌年、裁判官を辞し、ずっと良心の呵責に
苦しんできました。

袴田巌さんを救う会では、第1次再審の最高裁と第2次再審の
静岡地裁へ熊本氏の陳述書を添えた上申書を提出しました。
現在熊本氏は現在病床にありますが、今年1月9日には、
巖さんとの再会も実現、袴田巖さんの再審実現を待ち望んでいます。
(救う会のブログ参照)

要請と記者会見には、袴田秀子さん、カトリック正義と平和
協議会の大倉一美神父、救う会顧問の菊田幸一弁護士らと
門間正輝代表をはじめとした救う会メンバー7名が参加。
高裁決定前でマスコミの関心も高く、多くの報道機関に
取材していただきました。

今回は、日本在住のドイツ人修道女の方のご協力で、
ドイツから送られてきた200筆近い署名も含まれています。
1991年から集めはじめた署名は、今回の分も加えて
136,701筆となりました。長い間、みなさまに
ご協力いただいてきましたが、今回が最後となることを
願っています。


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20180213袴田巌さんを救う会署名提出.jpg

20180213袴田巌さんを救う会署名提出2.jpg




posted by 袴田巌さんを救う会 at 17:20| 東京 ☀| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

署名を提出しました

    「袴田巌さんの再審開始を求める請願書」

ご報告が遅くなりました。10月18日、袴田巌さんを救う会は東京高裁に
みなさんから寄せられた2,936筆の請願書と要請文を提出しました。
そのうち304筆はドイツやイタリアからの署名で、イタリアの高校生が
集めてくれた206筆も含まれています。

1991年の国際署名から始まった署名活動は、第一次再審請求の
静岡地裁〜東京高裁〜最高裁〜第二次再審請求の静岡地裁〜
即時抗告審の東京高裁と、みなさまの思いを届け続けてきました。
その総数は今回で135,948筆となります。

今後も袴田巌さんの再審完全無罪が実現するまで続けていきたいと
思っています。どうぞみなさまのご協力をお願いいたします。

☆署名用紙のダウンロードはこちらからお願いします。








posted by 袴田巌さんを救う会 at 03:17| 東京 ☀| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月06日

証人尋問を求める要請ハガキ 

袴田巌さんを救う会では、下記の要請ハガキを
裁判所に届けるキャンペーンを行っています。
7/8の次回三者協議までにお送り下さい。
救う会に届いたものは6/24に提出しました。



  証人尋問を実施して下さい


東京高裁第8刑事部

裁判長  大島隆明 

 袴田巖さんの即時抗告審において、弁護団が
求めている静岡県警の元警官2名の証人尋問
の実施を強く要請します。
 袴田巖さんはすでに80才です。今こそ「疑
わしきは被告人の利益に」という原則を尊重し、
証人尋問を行い、一刻も早く再審を開始してい
ただけますよう心からお願い致します。


ひとこと



住所:                      

名前:                          





100−8933
東京都千代田区霞が関1−1−4

東京高等裁判所第8刑事部

裁判長 大島隆明 








posted by 袴田巌さんを救う会 at 02:51| 東京 ☁| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月26日

袴田巖さんの再審開始を求める署名と証人尋問実施の要請ハガキを東京高裁に提出


6月24日、無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会は、袴田巖さんの再審開始を求める署名と証人尋問実施の要請ハガキを東京高裁に提出しました。

提出した署名(請願書)は2,342筆。1993年から集め始めた署名の累計は133,012筆となりました。

要請ハガキは、弁護団が求めている静岡県警の元警察官2名に対する証人尋問を実施するよう要請したもので、救う会に届けられたものだけで121枚となりました。他に直接高裁に送られたものもあります。

高裁への要請では、門間正輝代表をはじめ救う会から6名、救う会顧問の菊田幸一弁護士が出席、それぞれが裁判官へ訴えた要請文を読み上げ、または口頭で要請しました。そのうちの一人は、1993年に救う会の活動の一環として、今回問題となっている静岡県警の元警察官に直接会って話を聞いており、その時の事情を要請文に書いて提出しました。

袴田巖さんの再審が実現するまで署名を集めていきますので、みなさまのご協力をお願いします。
署名用紙はこちらから






posted by 袴田巌さんを救う会 at 14:10| 東京 ☀| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月05日

2,280名の請願書を東京高裁に提出

(遅ればせながら、署名提出についてご報告します)

 無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会は、7月21日、東京高等裁判所に
全国からお寄せいただいた2,280名の請願書(袴田巖死刑囚救援議員
連盟の12名を含む)を提出しました。
 1993年から集め始めた署名は、合計で130,670筆となりました。

 東京高裁では、門間代表をはじめ、救う会メンバー7名が要請を行い、
同席したカトリック正義と平和協議会事務局長の大倉一美神父、救う会顧問の
菊田幸一弁護士も要請しました。その後、東京高裁内の司法記者クラブで
記者会見を開きました。
 袴田巖さんが真に自由の身になるまで、請願書という形で、全国のみなさまの
声を裁判所に届けていきたいと考えています。


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2280人の請願書提出 袴田さん再審開始求める

東京新聞、産経新聞 2015年7月22日


 静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(79)を支援する市民団体が21日、早期に再審を開始するよう求める2280人分の請願書を東京高裁に提出した。

 昨年3月の地裁決定に対して検察側が即時抗告し、高裁が審理している。東京都内で記者会見した団体の顧問、菊田幸一弁護士は「検察がメンツのためにした即時抗告はすぐに棄却されると確信している」と話した。

 市民団体は昨年9月にも高裁に約3300人分の請願書を出しており、静岡地裁、最高裁宛てを含め、これまでに裁判所に提出した請願書は13万人分を超えた。




posted by 袴田巌さんを救う会 at 01:33| 東京 ☀| 署名活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月27日

熊本典道元裁判官の陳述書を静岡地裁に提出

元裁判官が再審求める 袴田事件
SBSnews6 2014/02/25


静岡市清水区で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件で、死刑判決を下した静岡地裁の-元裁判官が25日、裁判所を訪れ、再審=裁判のやり直しを求めました。

 女性が代弁する言葉に時折、涙を浮かべる元裁判官。元裁判官は1966年、静岡市清水-区で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件で、死刑判決を下した静岡地裁の一審で裁判-官をつとめました。6年前に患った脳梗塞のため、現在はほとんど話すことができません-が、病気で倒れる前の2007年、袴田事件について「自白の信用性は低く無罪だと思っ-ていた」と告白。当時、無罪を主張し続けたものの、他の裁判官2人が死刑を主張し、2-対1で死刑の判決を言い渡さざるをえなかったなどと語っていました。

 元裁判官は25日夕方、かつて職場だった静岡地裁を訪れ、死刑判決を下した元裁判官が-自ら再審=裁判のやり直しを求める上申書を提出しました。

 提出された上申書は、元裁判官が2007年に最高裁判所に提出した上申書を元に、あら-ためて書き直したものだということです。袴田事件をめぐっては2度目となる再審請求審-の審理が終結していて、裁判所の判断が3月中にも下されるとの見方が出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=fKISVieyYzI&feature=c4-overview&list=UUOLVB0iYK8ahQ0mFn-lF-8g


再審訴え、熊本元判事も=袴田事件で上申書−静岡地裁
時事通信 2014/02/25-19:17


 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」で、袴田巌死刑囚(77)の支援者らが25日、静岡地裁に再審を求める請願書を出した。一審で死刑判決に関与した熊本典道元判事(76)も立ち会い、無罪の心証を持っていたとする上申書を提出した。
 静岡市内で記者会見した元判事は、数年前に患ったという病気の影響で言葉は発しなかったが、支援者らの「再審の扉をぜひ開いて」などの発言に何度もうなずき、涙ぐむ場面もあった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014022500817


死刑判決下した元判事が再審求め上申書 袴田事件
中日新聞 静岡 2014年2月26日


 清水市(現静岡市清水区)で一九六六年、みそ製造会社の専務一家四人を殺害したとして死刑が確定した袴田巌死刑囚(77)の第二次再審請求をめぐり、六八年の静岡地裁で死刑判決を下した元裁判官の熊本典道さん(76)=福岡市=が二十五日、再審を求める上申書を静岡地裁に初めて提出した。
 熊本さんは静岡地裁で主任裁判官として判決文を起案したが、二〇〇七年に袴田死刑囚に無罪の心証を持っていたと告白し、最高裁に上申書を出した。
 今回の上申書は最高裁に出した内容を基に、合議でほかの裁判官を説得することができず死刑判決を書かざるを得なかったことや、採用証拠で袴田死刑囚を有罪にするには無理があったと告白。「有罪判決を書いてしまった責を背負ってきた。再審開始を願う」とまとめた。
 熊本さんは提出の際、涙を流したといい、県庁での会見でも時折顔を赤らめ涙をこらえていた。病気で言葉が不自由なため付添人が代弁し、自らの思いを直接述べることはできなかったが、無罪を信じているか問われると「はい、そうです」とはっきり答えた。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140226/CK2014022602000094.html

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2013年07月07日

袴田事件第2次再審:袴田巌さんを救う会が静岡地裁に署名を提出しました

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 無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会は、6月25日、3,811筆の署名を静岡地方裁判所に提出しました。これまでの署名総数は、123,109 筆となりました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
 今回の提出には、救う会メンバー7名をはじめ、袴田巌さんのお姉さんの袴田秀子さん、救う会顧問の菊田幸一弁護士、カトリック正義と平和協議会事務局長の大倉一美神父が参加、裁判所では、メンバー一人一人が書いた要請書を読み上げ、署名と一緒に村山裁判長に提出しました。
 朝の雨がうそのように晴れ、新調したパステルカラーの横断幕を掲げることが出来ました。今後も、袴田巌さんの再審が実現するまで署名を裁判所に届け続けたいと思います。前回署名していただいた方も、またご協力いただければ幸いです。
 署名用紙は http://www.h3.dion.ne.jp/~hakamada/からダウンロードできます。どうぞよろしくお願いいたします。

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            (ブログへの掲載が遅れて申し訳ありませんでした)




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2013年05月03日

日比谷公園で署名活動/門間ゴスペルファミリーのミニコンサートで袴田巌さんの再審をアピール

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5月3日、憲法集会が行なわれた日比谷公会堂前で、袴田巌さんを救う会の門間代表の家族で構成する門間ゴスペルファミリーがミニコンサートを行い、その中で袴田巌さんの再審について訴えました。また、日比谷公園では、救う会メンバーが署名活動を行ないました。当日は、フランスのAFP通信東京支局から取材のビデオカメラが訪れました。

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2012年10月03日

袴田巌さんの再審を求める請願書を静岡地裁に提出

10月1日、袴田巌さんを救う会は静岡地裁に2,608筆の署名を提出しました。
これで、1993年以来提出した署名は119,298筆となりました。
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

今回は、公開学習会で講師をお願いした福島みずほ参議院議員、
鈴木宗男 前衆議院議員、「袴田巌死刑囚救援議員連盟」の次の
方々にご署名いただきました。

村越祐民 衆議院議員、初鹿明博 衆議院議員、松本 龍 衆議院議員、
服部良一 衆議院議員、照屋寛徳 衆議院議員、山崎摩耶 衆議院議員、
石川知裕 衆議院議員、生方幸夫 衆議院議員、土肥隆一 衆議院議員、
稲見哲男 衆議院議員 、中島隆利 衆議院議員、斉藤 進 衆議院議員、
橋本べん 衆議院議員、重野安正 衆議院議員、漆原良夫 衆議院議員、
浜本 宏 衆議院議員、浅野貴博 衆議院議員、今野 東 参議院議員、
井上哲士 参議院議員(順不同)

袴田さんの再審が実現するまで、署名を集め続けますので、
お手数ですが、署名提出ごとに、ご署名をお願いいたします。

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_____________________________

袴田事件再審願い署名提出(静岡県)
静岡第一テレビ
 10/1 20:06

再審が請求されている袴田事件で、袴田巌死刑囚の支援者らが
10月1日、静岡地裁に2600人余りの再審を求める署名を
提出した。1日は袴田巌さんを救う会のメンバーらが静岡地裁
を訪れ、再審開始を求める請願書と2608人分の署名を提出
した。今回は救援議員連盟に賛同する19人の国会議員などが
署名を行ったという。会では今回提出した署名をあわせて、1
993年からこれまでに延べ11万9298人分の署名を静岡
地裁などに提出している。会では、袴田事件の再審請求に注目
が集まる中、再審開始が決定するまで活動を続けたいと話して
いる。

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2012年02月22日

袴田事件:再審開始求める署名、累計10万人超す

袴田事件:再審開始求める署名、累計10万人超す
毎日新聞
 2012年2月21日 20時21分(最終更新 2月21日 20時24分)

 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害された「袴田事件」で無実を訴え、第2次再審請求をしている袴田巌死刑囚(75)の姉秀子さん(79)と支援団体「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」(東京都)のメンバーらが21日、静岡地裁に早期の再審開始を求める署名3万4998人分を提出した。署名の累計は袴田死刑囚自身が望んでいた10万人を超えた。
 袴田死刑囚は87年、袴田事件から21年の集会に「10万人を説得し署名を集める」などと拘置所からメッセージを寄せた。支援者らは91年から10万人を目標に署名活動を始め、12回目となる今回の提出で計11万6690人分になった。
 秀子さんは記者会見で「多くの人に支えられた大きな運動だと思う。再審開始が一日も早いことを心の底から祈っている」と話した。【西嶋正信】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120222k0000m040061000c.html


再審求め署名提出 累計10万人を超える 袴田事件
静岡新聞
 2/22 08:10

 「袴田事件」で第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(75)を支援する「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」(門間正輝代表)が21日、再審開始を求める請願書に3万4998人分の署名を添えて静岡地裁に提出した。署名は累計で当初の目標の10万人を上回り、11万6690人になった。
 今回提出した署名は、昨年10月以降に街頭などで集めた。再審無罪となった「島田事件」の元死刑囚赤堀政夫さんや「布川事件」の元被告杉山卓男さんも署名した。
 救う会が署名集めを始めたのは1991年。提出後に会見した門間幸枝副代表は「署名集めを始めた当時は、10万人も署名が集まると思わなかった。(面会できない状態が続く)袴田死刑囚本人に知らせられないのが残念」と話した。同席した袴田死刑囚の姉秀子さん(79)は「署名してくれた方々に本当に感謝している。早期の再審開始を願っている」と述べた。
http://www.at-s.com/news/detail/100101524.html


袴田死刑囚再審求め3万5000人の署名提出 救う会
読売新聞
 2月22日 朝刊

 清水市(現・静岡市清水区)で1966年、みそ会社専務一家4人が殺害された「袴田事件」で死刑が確定し、静岡地裁で第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(75)を支援する「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」が21日、袴田死刑囚の再審開始を求める請願書と3万4998人分の署名を同地裁に提出した。
 署名活動は、同会が87年に開いた支覆集会の際、袴田死刑囚から「10万人を説得して署名を集めてほしい」とのメッセージが届いたことから始まった。署名の提出は第一次再審請求中の1993年以来12回目で、集まった署名は計11万6690人となった。
 提出後に記者会見した袴田死刑囚の姉秀子さん(79)は「署名してくれた人は巌のことをわかってくれているわけで、大変ありがたい」と話した。


袴田事件再審開始 請願書など提出 署名は11万人超に
中日新聞
 2月22日 朝刊

 一家四人が殺害された一九六六年の「袴田事件」で、静岡地裁に第二次再審請求をしている袴田巌死刑囚(七五)の支援団体「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」(東京都、門間正輝代表) は二十一日、同地裁に再審開始を求める約三万五千人分の署名と請願書を提出した。
 九一年から集め始めた署名は、今回の提出分で計十一万六千六百九十人分に達したという。
 署名の提出は昨年十月以来。同会は八七年に獄中の袴田死刑囚からのメッセージを受け、十万人を目指して、県内や東京都内を中心に、国内外で署名を集めてきた。提出後、県庁で会見した門間幸枝副代表は「袴田死刑囚は来月十日で七十六歳になる。一日も早い再審を」と訴えた。 (石原猛)


再審求める署名 計11万6690人分に 袴日死刑囚救う会提出
朝日新聞
 2月22日 朝刊

 1966年に旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害された袴田事件で、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(75)を支援している「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」(東京都)が21日、再審開始を求める請願書を静岡地裁に提出した。
 12回目となる今回は3万4998人分の署名を添えた。
 93年に初めて提出して以来、計11万6690人の署名を集めたことになり、同会が目標としていた10万人を超えた。
 請願書と署名の提出後、会見した袴田死刑囚の姉・ひで子さんは「一日も早い再審開始を願っている」と思いを述べた。


  _________________________________

<写真>無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会撮影

署名簿.jpg


署名提出20120221.jpg


記者会見する袴田秀子さんと門間代表・副代表.jpg


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2011年10月15日

袴田巌さんを救う会、静岡地裁に署名を提出

袴田事件:再審求める署名提出−−姉らが10回目 /静岡
毎日新聞 2011年10月14日 


 1966年に旧清水市(現静岡市清水区)で4人が殺された「袴田事件」で、袴田巌死刑囚(75)の無実を訴えている姉秀子さん(78)と、支援団体「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」8人の計9人が14日、静岡地裁に再審開始を求める請願書と3576人分の署名を提出した。
 同会の署名提出は、1回目の再審請求中の93年9月に始まり10回目。今回を含め今まで計8万1692人分の署名を提出したという。11日に秀子さんらが面会した「死刑廃止に関する英国の超党派国会議員グループ」のアルフ・ダブス上院議員(78)も今回の署名に加わっている。
 提出後の会見で、同会の門間幸枝副代表(70)は、「今回は被災地からも署名があり、力をもらった。一日も早く(袴田死刑囚を)出してほしい」と訴えた。
 秀子さんは、9月11日にも東京都葛飾区の東京拘置所を訪れ、袴田死刑囚に面会を求めたが断られたと話した。もう1年以上会っていないといい、「糖尿病か認知症か拘禁症か、とにかく病状は進んでいる。返事もしないと聞いたが納得できない。今月末にまた行く。早く巌に会いたい」と話した。【平塚雄太】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20111015ddlk22040189000c.html



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写真:救う会

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2011年09月28日

キックボクシング会場ではじめての署名活動

「中年キックボクサー」中高雅明さんのお申し出により、
キックボクシング会場で、署名活動とアピールを行わせて
いただきました。

中高さんは、エキシビジョン「袴田巌さん支援特別試合」
で奮闘、リング上では、急きょ門間正輝代表が挨拶、
カンパをいただきました。

坂元様はじめ関係者のみなさま、署名をいただいた
みなさま、ありがとうございました。
若者ら数百人の観客で熱気に満ちた会場でした。

「蹴拳U〜Next Heroes Cup 2011 ~ Vol.3」
  日時:9月25日(日)
  会場:大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
  主催:蹴拳プロモーション
  http://www14.plala.or.jp/mtong_s/

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2010年09月08日

静岡地裁へ「袴田巌さんの再審開始を求める請願書」を提出

 9月7日、「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会」は、静岡地裁に以下の請願書を提出しました。


             請 願 書


貴裁判所において審理中の平成二〇年(た)第一号再審請求事件について、死刑囚・袴田巌の再審を速やかに開始されるよう、国会議員、国際署名を含む六、二八一名の署名及び熊本典道の陳述書を添えた上申書とともに請願致します。

      二〇一〇年九月七日


                    請求代理人・顧問弁護士
                    第二東京弁護士会所属
                         菊 田 幸 一

静岡地方裁判所刑事部 
 裁判長 原 田 保 孝 様

_______________________________

 今回署名にご協力いただいた6,281名の方々、ありがとうございました! これで、1993年に私たちが署名活動を始めてからの合計は72,795筆となりました。今後も以前袴田巌さんが求めていた10万人署名を実現するため、署名を集めていきます。みなさまのご協力をお願いします。


今回署名していただいた著名人のご紹介

・ロバート・ミーロボールさん
 (アメリカ・人権のための殺人被害者遺族の会ーMVFHR)
  弁護士、ローゼンバーグ孤児基金代表。6歳の時、両親が核兵器
  情報のスパイ容疑でアメリカ政府によって処刑され孤児となる。

・ロバート・カーリーさん
 (アメリカ・人権のための殺人被害者遺族の会ーMVFHR)
  消防士、当時10歳の息子を性的異常者に誘拐され殺される。
  当初は死刑復活運動に参加。

・シェイ・カレン神父
  1974年、フィリピン人のヘルモソ夫妻とともにプレダ基金(フィ
  リピン・オロンガポ市にある子どものためのNGO)を設立、「子
  どもや女性、貧困層の人々を守る」という使命を掲げて活動して
  いる。ノーベル平和賞に2回ノミネートされた。アイルランド人。

・国会議員48名(衆議院議員37筆、参議院議員9筆―9月7日現在)
  「袴田巌死刑囚救援議員連盟」、他の議員の方々
  
本日の参加者
  熊本典道(第一審静岡地裁裁判官)
  袴田ひで子(袴田巌さん実姉)
  菊田幸一(救う会顧問弁護士)
  大倉一美(カトリック東京教区正義と平和協議会事務局長)
  門間正輝(袴田巌さんを救う会 代表)
  門間幸枝(  〃      副代表)
  白砂 巌(  〃       〃 )
  松田由美(  〃      事務局長)
  坂詰美代子、大竹園代、山口 禎
      (  〃   事務局メンバー)

「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会」
 http://www.h3.dion.ne.jp/~hakamada/


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<新聞報道>

『再審求め署名提出 元裁判官の上申書も 袴田事件』
静岡新聞 09/08 07:36

 旧清水市(現静岡市清水区)で1966年6月、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」で第2次再審請求をしている袴田巌死刑囚(74)の支援者らが7日、再審開始を求めて6281人分の署名を静岡地裁に提出した。これまでに寄せられた署名は累計で約7万3千人分になった。
 提出後に会見した袴田死刑囚の姉秀子さん(77)=浜松市中区=は「面会に行くと弟は『今御殿を造っている』などと話し、最近は特に妄言がひどくなっている。13日に開かれる(静岡地裁、静岡地検、弁護団の)3者協議で何か良いことがないか待つしかない」と話した。
 支援者らは、68年9月の一審判決を担当し、39年後の2007年になって審理の過程で無罪を主張したことを明らかにした熊本典道元裁判官(73)が再審開始を求めて静岡地裁にあてた上申書も、署名に添えて提出した。
 上申書には「ほかの裁判官を説得できず、死刑判決を書かざるをえなかった。この42年間、有罪判決を書いた責を背負ってきた。袴田さんのため、少しでもわたしにできることがあれば、残された年月をかけて償いたい」などと記されている。
 会見した熊本元裁判官は「(死刑判決から)四十数年を経てまさかこんなことになるとは思わなかった。常識のある人間なら、イエスかノーか分かるはずだ。(袴田死刑囚の境遇を)自分のこととして考えてみてほしい」と支援を呼び掛けた。


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http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20100908000000000011.htm




『袴田事件:検察側開示は7項目 支援団体「すべて出すべきだ」/静岡』
毎日新聞 地方版 2010年9月8日

 旧清水市(現静岡市清水区)で1966年、一家4人が殺害された「袴田事件」で、袴田巌死刑囚(74)の弁護団は7日、記者会見を開き、第2次再審請求をめぐり検察側が7項目の証拠開示に応じる意向を伝えてきたと正式に発表した。81年の第1次再審請求を通じ、検察側が未提出の証拠を開示するのは初めて。支援団体は同日、再審開始を求める請願書を静岡地裁に提出し、記者団に「検察側はすべての証拠を開示すべきだ」と訴えた。【山田毅】
 袴田死刑囚は80年、最高裁で死刑が確定した。81年、第1次再審請求を申し立てたが、静岡地裁、東京高裁はこれを退け、最高裁も08年3月、弁護側の特別抗告を棄却した。
 姉秀子さん(77)が翌月、第2次再審請求を申し立てたことを受け静岡地裁、検察側、弁護側は昨年7月から3者協議を始めた。
 再審の実現のため新証拠を探ってきた弁護団メンバー、小川秀世弁護士の7日の説明によると、これまで検察側には計26項目の証拠の開示を要求した。
 弁護側によると、検察側が13日の3者協議で開示に応じるのは7項目で、▽事件当時の消防の火災出動報告書や実況検分調書▽袴田死刑囚の実家を調べた警察官の報告書▽みそタンクから見つかった、犯行時に袴田死刑囚が着ていたとされる衣類5点の製造元や販売者の調書−−など。
 また支援団体「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会」は7日、再審開始を求める請願書を6281人の署名とともに静岡地裁に提出した。
 1審の裁判官3人のうちの1人だった熊本典道さん(72)も同行し「無罪の心証を持ちながら合議の結果、死刑判決を書かざるを得ず、いまだに断腸の思い。再審開始を切にお願いしたい」との上申書を提出した。
 救う会代表の門間正輝さんは、検察側が一部の証拠開示に応じるとの弁護団の説明に触れ、「不都合な証拠を出すとは考えにくい。すべての証拠を開示すべきだ」と話した。

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100908ddlk22040220000c.html



証拠開示「いい知らせ」
袴田事件 姉、検察方針に期待

                   中日新聞 2010年9月8日

 清水市(現静岡市清水区)で一九六六年に一家四人が殺害された「袴田事件」で、静岡地検が証拠の一部を開示する方針を示したことを受け、第二次再審請求中の袴田巌死刑囚(七四)の姉、秀子さん(七七)は七日、「証拠の一部ではなく、全面開示を求めたい」と訴えた。
 「無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会」(東京)がこの日、今年三月以降に集めた再審開始を求める六千二百八十一人分の署名を静岡地裁に提出。事件の一審で死刑判決を書いた熊本典道元裁判官(七二)も加わり、署名とともに「被告人は無罪という心証を持っていた」とする上申書を地裁に提出した。
 その後、県庁で開かれた会見に同席した秀子さんは、検察側が示した証拠開示方針について「正式に聞いたわけではないけれど、何かいい知らせがあると期待している」と語った。熊本元裁判官は「(事件発生から)五十年近くも、こんにちの状況を続けているのはおかしい」と訴えた。
 弁護団と地裁、地検の三者協議は十三日に開かれ、開示方法が話し合われる。開示方法などに関して、森悦子・次席検事は「現時点ではコメントできない」としている。



『袴田事件再審求め署名提出 9回目、計7万2795人分』
asahi.com 静岡 2010年9月8日

 旧清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺された「袴田事件」で、死刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚(74)=第2次再審請求中=を支援する会のメンバーら9人が7日、国内外6281人の署名を携えて再審開始を求める請願書を静岡地裁に提出した。署名の提出は第1次再審請求時を含め9回目で、計7万2795人分となる。
 静岡地裁裁判官として事件を裁いた熊本典道さんも出席し、再審を求める上申書も読み上げた。13日の静岡地裁と検察、弁護団による三者協議では、証拠の一部が検察側から初めて開示される見通しで、袴田死刑囚の姉、袴田ひで子さんは「三者会議でいい知らせがあることを期待している」と話した。

http://mytown.asahi.com/areanews/shizuoka/TKY201009070500.html




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