2016年07月06日

「袴田事件」事件発生から50年 新聞記事

静岡一家4人殺害50年、見えぬ真犯人 袴田さん再審長期化懸念
日本経済新聞 2016/6/27 0:02
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG26H0L_W6A620C1000000/

全証拠一覧の開示請求 袴田さん弁護団
静岡新聞 2016/6/29 08:00
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/hakamada/255320.html

「早く無罪放免に」=袴田事件50年で姉訴え−静岡
時事通信 2016/06/29-17:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900715&g=soc

袴田事件50年に…再審開始決定2年、結論出ず
読売新聞 2016年06月29日 18時22分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160629-OYT1T50089.html

元被告の姉「早く再審を」…30日で50年
毎日新聞2016年6月29日 21時20分(最終更新 6月29日 22時06分)
http://mainichi.jp/articles/20160630/k00/00m/040/045000c

袴田事件、それぞれの50年 被害者の元家庭教師「あの日に何が」
朝日新聞 2016年6月30日05時00分
http://www.asahi.com/articles/DA3S12434200.html





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2014年03月05日

袴田事件 再審なるか 「無実」の新証拠続々〜東京新聞記事

袴田事件 再審なるか 「無実」の新証拠続々
東京新聞 2014年3月4日「こちら特報部」


 静岡県で一九六六年、みそ製造会社専務の一家四人が殺害された「袴田事件」。
無実を訴え続けながらも死刑が確定した袴田巌死刑囚(77)の第二次再審請求
は、今月中にも再審の可否の決定が出る見込みだ。次々と新しい証拠が明らかと
なり、弁護側は再審開始に自信を見せる。半世紀近い無実の訴えは、届くのか。
(篠ケ瀬祐司、上田千秋)

【こちらは記事の前文です】
記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊または、携帯電話の有料会員
サービス「東京新聞・東中スポ」をご利用ください。
東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014030402000139.html


☆見開きの記事です。図書館等でご覧ください。

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2014年02月25日

袴田事件第2次再審 「凶器」とされた刃物の購入先 証言誘導か

袴田事件、刃物店員の証言誘導か 「本当は見覚えなかった」
共同通信 2014年02月23日16時12分


 静岡県で起きた一家4人殺害事件で、死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の凶器購入先とされた刃物店で働き、公判で「袴田死刑囚の顔に見覚えがある」と証言した女性(87)が「本当は見覚えがなかった。思っていることと違うことを証言した」と話していることが23日、共同通信の取材で分かった。
 また、女性の長男高橋国明さん(64)は、女性が67年7月の静岡地裁での公判に検察側証人として出廷し、帰宅した際に「証言の仕方を教えてくれるんだね」と話していたことも新たに明らかにした。袴田死刑囚弁護団は「公判前に捜査機関が証言を誘導した可能性がある」としている。
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014022301001900.html


袴田事件、証言誘導か 女性「本当は見覚えなかった」 
スポニチ 2014年2月23日 15:52


 1966年6月に静岡県清水市(現静岡市清水区)で起きた一家4人殺害事件で、死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)=第2次再審請求中=の凶器購入先とされた刃物店で働き、公判で「袴田死刑囚の顔に見覚えがある」と証言した女性(87)が「本当は見覚えがなかった。思っていることと違うことを証言した」と話していることが23日、共同通信の取材で分かった。

 また、女性の長男高橋国明さん(64)は、女性が67年7月の静岡地裁での公判に検察側証人として出廷し、帰宅した際に「証言の仕方を教えてくれるんだね」と話していたことも新たに明らかにした。袴田死刑囚弁護団の村崎修弁護士は「公判前に捜査機関が証言を誘導した可能性がある」としている。

 昨年12月に提出した弁護団の最終意見書には盛り込まれていないが、村崎弁護士は「凶器とされた小刀では事件を実行できないとする弁護団の主張を裏付けている。捜査機関が証拠を捏造(ねつぞう)したことを示す重要な証言として裁判所に訴えていきたい」としている。

 女性は事件当時、同県沼津市にあった刃物店の店主の妻。現在は病気療養中だが意思疎通は十分でき、高橋さんと一緒に取材に応じた。
 一審や控訴審では「捜査員から見せられた顔写真の中に見覚えのある顔があった。事件の2〜3カ月前に見たような気がする」などと証言していた。

 しかし高橋さんによると、女性は店を訪れた捜査員に数十枚の顔写真を見せられたが、見覚えのある顔はなかった。別の日に捜査員が「犯人がこの店で刃物を買ったと話している」と言い、犯人が書いたものとして手書きの地図を見せた。女性は地理関係が正しかったので「だったら店に来たのだと思う」と答えたという。

 女性は92年ごろ、凶器とされた小刀が原形をとどめていたことを知って判決に疑問を持つようになった。高橋さんは「母は自分の証言で有罪になったのではないかと苦しんでいる。この声が裁判所に届いてほしい」と話している。
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2014/02/23/kiji/K20140223007650091.html

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2014年01月07日

「袴田巌さんは無罪だ! 即時再審開始を求める全国集会」のご案内

  袴田巌さんは無罪だ! 
   即時再審開始を求める全国集会


日時:1月13日(月・祝日)午後1時30分開会(開場1時)
会場:静岡県総合社会福祉会館(シズウェル)7階会議室
内容:講演:江川紹子さん(ジャーナリスト)
   弁護団報告:西嶋勝彦弁護士(袴田事件弁護団長)
   リレーアピール、他
主催:袴田さんは無実だ!即時再審開始を求める全国集会実行委員会
   構成団体(50音順)
    アムネスティ・インターナショナル日本
    日本国民救援会
    日本プロボクシング協会袴田巌支援委員会
    袴田巌さんの再審を求める会
    袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会
    袴田巌さんを救援する静岡県民の会
    浜松・袴田巌さんを救う市民の会
    無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会

   集会ビラ131008 実行委 配布びら 最終版.pdf





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2013年12月31日

袴田事件第2次再審請求:弁護団、検察が最終意見書を静岡地裁に提出。

袴田事件・地検と弁護団が最終意見書を提出、来春にも再審可否判断
産経ニュース 2013.12.2
09:57

 昭和41年に清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求で、弁護団と静岡地検は2日、最終意見書を静岡地裁に提出した。審理は事実上終結、早ければ来春にも再審開始の可否が決定する。
 地裁は今後、袴田死刑囚から意思を聴き取り、16日には請求を申し立てた姉秀子さん(80)らの意見陳述を実施する。
 第2次請求審では、これまで未提出だった証拠500点以上が開示されたほか、有罪の決め手とされた衣類に付着した血痕のDNA鑑定も実施された。
 弁護側はDNA型が袴田死刑囚と一致しないとして無罪を主張。地検側は、「古い血痕で、鑑定は信頼性が低い」と指摘した。
 また、地検側が新たに開示した捜査報告書の中に「袴田と一緒に消火活動をした」とする同僚の供述があり、「袴田死刑囚のアリバイが明白になった」とする弁護側に対し、地検側は犯行時のアリバイを証明するものではないと判断して「有罪認定に影響はない」との立場を示していた。
 この日の会見で小川秀世弁護士は「再審が開始されると確信している。一日でも早く袴田さんを外に出してあげたい」と述べた。
 事件は昭和41年6月30日、清水市のみそ製造会社専務宅から出火、焼け跡から一家4人の刺殺体が発見された。県警は同年8月、強盗殺人容疑などで従業員だった袴田死刑囚を逮捕した。袴田死刑囚は公判で無罪を主張したが55年に死刑が確定。56年からの第1次再審請求は平成20年3月に最高裁が特別抗告を棄却した。同年4月に姉、秀子さんが第2次再審請求を申し立てた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131202/trl13120209590000-n1.htm


袴田死刑囚の弁護団 DNA鑑定で無罪主張 再審求める意見書提出
スポニチ  2013年12月2日
11:05

 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求審で、弁護団は2日、「DNA鑑定により、確定判決に合理的な疑いが生じた」として無罪を主張、再審開始を求める意見書を静岡地裁に提出した。

 静岡地検も同日、請求棄却を求める意見書を提出。両者とも「最終意見書」としている。死刑判決確定から33年が経過し、第2次請求の審理は事実上終結した。早ければ来春にも地裁が再審開始の可否を決定する。

 地裁は今後、袴田死刑囚から意思を聴き取り、16日には請求を申し立てた姉秀子さん(80)らの意見陳述を実施する。
 弁護団の小川秀世弁護士は提出後の記者会見で「われわれは再審開始が決定されることを確信している」と述べた。

 弁護団は、袴田死刑囚のものとされた犯行着衣に付着した血液のDNA型が死刑囚とは異なっていたと鑑定で証明されたと主張。事件直後に袴田死刑囚の姿を目撃していた同僚らの証言も捜査機関の誘導により「事件前後数時間にわたり誰も目撃していない」という内容に変遷させられたとした。
 地検は、DNA鑑定の結果について「古い血痕で、鑑定の信頼性が低い」としている。

 第2次請求審では、これまで提出されていなかった証拠400点以上が開示されたほか、有罪の決め手とされた衣類のDNA鑑定も実施された。

 事件は66年6月30日未明にみそ製造会社の専務宅が全焼し、焼け跡から4人の刺殺体が見つかった。静岡県警が同年8月に袴田死刑囚を逮捕し、80年に死刑が確定した。

 最高裁が2008年3月に第1次再審請求の特別抗告を棄却。既に袴田死刑囚の精神疾患が悪化していたため、秀子さんが同年4月に第2次請求を申し立てた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/12/02/kiji/K20131202007122680.html


袴田事件:「物証は別人の衣類」…弁護側最終意見書
毎日新聞 2013年12月02日
11時11分(最終更新 12月02日 16時44分)

 1966年に静岡市(旧静岡県清水市)で起きた強盗殺人事件「袴田事件」の第2次再審請求審で、袴田巌死刑囚(77)の弁護団と静岡地検の双方が2日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)に最終意見書を提出した。最大の物証で犯行時の着衣とされた「5点の衣類」について、弁護側はDNA型再鑑定などから「本人の着衣ではなく、返り血という血痕も被害者のものではない」と主張。「試料が古く弁護側鑑定に証拠能力はない」とする検察側は請求棄却を求めたとみられる。【荒木涼子】

 ◇第2次再審請求審
 元プロボクサーの袴田死刑囚は拘禁症状が出ていたため、2次請求は姉秀子さん(80)が2008年4月に申し立てた。5年余の審理を経て来春にも地裁が再審の可否を決定する可能性が出てきた。
 確定判決は、袴田死刑囚がみそ製造会社の専務一家4人を殺害し、会社工場のみそタンクにズボンなど5点の衣類を隠したと認定した。
 これに対し弁護側は、(1)ズボンは小さすぎて本人がはけない(2)返り血とされた血痕はDNA型が被害者と不一致(3)開示された「自白」録音テープの供述も具体性がない−−と主張。タンク内では生地が縮まないとする実験結果やDNA型再鑑定などを「判決と矛盾する新証拠」に挙げた。
 検察側は2次請求審で、ズボンがみそに漬かって縮んだとの従来主張を維持。DNA型は「一致の可能性も排除しない別の鑑定もある」などと反論した。供述の信用性は、確定判決が自白を主柱にしておらず、再審を開始すべき証拠にならないと指摘していた。
 衣類のDNA型鑑定は第1次請求の即時抗告審でも行われたが、鑑定不能に終わった。その後の技術の進歩でわずかな試料からDNAを取り出せるようになり、2次請求審で地裁が再鑑定を認めた。
 DNA型鑑定によって、足利事件(1990年)や東京電力女性社員殺害事件(97年)など再審無罪になるケースが相次いでいるが、地裁が半世紀近く前の証拠の保存状態も踏まえ、食い違う鑑定結果をどう判断するか注目される。
 事件は80年に死刑判決が確定。翌年からの1次請求審で、弁護側は5点の着衣が1審公判中にみそタンクから発見された経緯などから、証拠捏造(ねつぞう)の疑いがあるなどと主張したが、最高裁で棄却が確定した。2次請求審は今月16日に秀子さんの意見陳述を行うほか、地裁が今後、東京拘置所に収監中の袴田死刑囚本人からも意見を聴取する予定。
 袴田事件第2次再審請求の主な争点(略)
http://mainichi.jp/select/news/20131202k0000e040154000c.html


弁護団と検察、最終意見書=袴田事件再審請求審−静岡地裁
時事通信 2013/12/02
-11:36

静岡県で1966年に一家4人が殺害、放火された「袴田事件」の第2次再審請求審で、袴田巌死刑囚(77)の弁護団と静岡地検は2日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)に最終意見書を提出した。

 意見書で弁護団は、袴田死刑囚が着ていたとされる5点の衣類に付着した血痕のDNA型鑑定を基に、「衣類の付着血液は袴田死刑囚のものではない」と主張。また、同じ社員寮にいた同僚が「火事をサイレンで知り表に出る時、後ろから来ていた」と袴田死刑囚の消火活動を証言した記載のある捜査報告書も挙げ、同死刑囚の犯行ではないと訴えている。

 検察側は、DNA型鑑定の信用性を否定し、消火活動に関する供述もアリバイを裏付けるものではないとしている。

 意見書提出後の記者会見で、弁護団の小川秀世弁護士は「直ちに再審開始されなければならないと改めて確信した。来年3月までに決定が出ると思う」と期待を示した。再審請求した同死刑囚の姉秀子さん(80)も「再審開始を大いに期待している」と述べた。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013120200183&rel=j&g=soc

 
袴田事件:親族との面会拒否…袴田死刑囚、認知症の疑い
毎日新聞 2013年12月02日
 11時18分(最終更新 12月02日 12時27分)

 東京拘置所の独房に収監されている袴田巌死刑囚(77)は認知症などの疑いがあり、約3年前からは、再審請求申立人の姉秀子さん(80)ら親族との面会や文通も拒み続けている。
 袴田死刑囚は1審の公判中、当時生きていた浜松市の母親に「私は白です」と手紙を送り、その中で「心配しないでほしい」と気遣いも見せていた。しかし、1980年の死刑確定後は「自分は神」などの文面が交じり、面会では「電気を出すやつがいる」と話すなど拘禁症状が出ていた。静岡地裁で第1次再審請求が棄却された94年以降、房内を歩き回ったり、食事を水で洗って食べたりするなど奇妙な行動が目立つようになった。
 2010年8月を最後に「姉なんていない」と、秀子さんの面会も断るようになった。弁護団によると、秀子さんが12年、東京家裁に成年後見人申請(棄却が確定)をした際も、袴田死刑囚は独房から出るのを拒否した。それでも、秀子さんは月に1回は浜松市から拘置所に通い続ける。11月19日も、係官から「本人が会いたくないと言ってます」と告げられたが、「もしかしたら、巌がひょっこり顔を出すかもしれないでね。せめて私が来たことが伝われば」と気丈に振る舞った。
http://mainichi.jp/select/news/20131202k0000e040156000c.html


袴田事件、弁護団と検察側が最終意見書を提出
TBS 12月02日
11:38

 47年前、静岡市清水区で味噌製造会社の専務一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」で、2回目の再審=裁判のやり直しを求める弁護団と、その必要はないとする検察側が、それぞれ最終意見書を提出しました。

 この事件では、味噌製造会社の従業員だった袴田巌死刑囚の死刑が確定していて、弁護団と静岡地検がそれぞれ、静岡地裁に2日、最終意見書を提出しました。

 この中で弁護団は、判決で犯行着衣とされた衣類に付いた血痕のDNA型が、改めて実施した鑑定で袴田巌死刑囚のものではないと証明されたとして、証拠はねつ造されたと主張しています。

 一方、検察側の意見書は、このDNA鑑定などについて、再審を開始する新たな証拠ではないとする内容とみられます。

 静岡地裁は、早ければ来年3月にも判断を下す見通しです。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2070317.html


弁護団「DNA鑑定で無罪」 袴田事件、再審請求審が終結
中日新聞 2013年12月2日
13時03分
 
 静岡県清水市(現静岡市清水区)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、弁護団と静岡地検は2日午前、静岡地裁に最終意見書を提出した。最大の争点は、確定判決で犯行時の着衣と認定された「5点の衣類」が袴田巌(はかまだいわお)死刑囚(77)のものかどうか。弁護団側はDNA鑑定の結果から「違う」と主張。地裁は早ければ来春にも再審の可否を判断する見通しだ。
 5点の衣類は、袴田死刑囚が働いていたみそ工場のみそタンク内で、麻袋に入った状態で発見された白色半袖シャツやズボンなど。事件発生から約1年2カ月がたち、公判中だった1967年8月に見つかった。68年9月の一審判決で犯行時の着衣と判断され、有罪の決定的な証拠になった。
 最終意見書で弁護団側はDNA鑑定の結果を示し、5点の衣類のうち白色半袖シャツの右肩の血痕と、袴田死刑囚のDNA型は「一致しない」と主張。衣類の血痕と被害者のDNA型も「一致しない」と訴えた。
 さらに、みそタンクから見つかったズボンもサイズが小さく、袴田死刑囚がはくことはできないとして「5点の衣類は犯行着衣でなく、袴田さんのものではない」と結論づけた。
 一方、地検側はこれまでに地裁に提出した意見書などで弁護団、地検のDNA鑑定の結果に「資料が古く信用性が低い」との見解を示し「再審開始を判断する『新規かつ明白な証拠』とは言えない」と指摘。最終意見書でも再審開始には当たらないと主張している。
 第2次請求は、精神疾患が疑われた袴田死刑囚に代わり、姉の秀子さん(80)が2008年4月に申し立てた。最終意見書の提出後、静岡市内で会見した弁護団の小川秀世事務局長は「袴田さんは無罪。地裁はただちに再審開始を決定し、地検は即時抗告しないでほしい」と話した。16日に秀子さんが地裁で意見陳述する。
 地検は午後、市内で記者説明会を開く。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013120290130318.html?ref=rank


袴田事件 再審請求で最終意見書を提出
NHK 12月2日
13時7分

 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件の再審請求を巡り、弁護団は、当時、袴田死刑囚のものとされた血液をDNA鑑定した結果、本人のものと一致しなかったという内容などを盛り込んだ最終意見書を裁判所に提出しました。

 一方、検察は鑑定結果は信用できないとしていて、早ければ来年春にも裁判所が再審を認めるかどうか判断するものとみられます。
 昭和41年、現在の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件では、会社の従業員だった袴田巌死刑囚(77)の死刑が確定しましたが、弁護団は無実を訴え裁判のやり直しを求めています。

 これについて弁護団と検察の双方は2日、静岡地方裁判所に最終意見書を提出しました。
この中で弁護団は、事件の際に袴田死刑囚がけがをして衣類に付いたとされた血液をDNA鑑定した結果、本人のものと一致しなかったとしています。

 また当時、はいていたとされるズボンについても、専門家に鑑定を依頼した結果、小さくて、はけないことが分かったとしているほか、当時の同僚が捜査段階で「出火直後に袴田死刑囚は社員寮に居た」という確定判決とは異なる説明をしていたことなども盛り込まれています。

 一方、検察は血液について、古いうえに保存状態が悪いためDNA鑑定の結果は信用できないとしています。
 そして確定判決を覆すような新たな証拠はないと主張しています。

 双方から最終意見書が出されたことから、早ければ来年春にも裁判所が再審を認めるかどうか、判断するものとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131202/k10013502611000.html


最終意見書を提出 袴田事件の2次再審請求
静岡新聞 2013/12/ 2
14:00

 旧清水市(静岡市清水区)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、無実を訴えている袴田巌死刑囚(77)の弁護団は2日午前、「確定判決に合理的な疑いが生じた。ちゅうちょなく再審開始を宣言するのが司法の責任」と総括した最終意見書を静岡地裁(村山浩昭裁判長)に提出した。静岡地検も同日、弁護側の証拠に新規性や明白性、信頼性はなく、再審理由に当たらない―とまとめた最終意見書を出した。=関連記事3面へ
 2008年4月に袴田死刑囚の姉秀子さん(80)=浜松市=の申し立てで始まった第2次再審請求は、16日の弁護側による口頭意見陳述で終結し、地裁が両者の主張を検討して再審開始の可否を決める最終段階に入る。弁護団などには、来春にも決定が下されるのでは―との見方がある。
 第2次再審請求審は、確定判決が袴田死刑囚の犯行着衣と認めた「5点の衣類」が主な争点。弁護団は最終意見書で、5点の衣類に付着した血痕が死刑囚のDNA型と一致しなかったとして、11〜12年に行われたDNA型鑑定の結果を「確定判決の証拠構造を根底から覆す。100%の確度で『無罪』を推認する内容」と主張した。

 5点の衣類は、事件発生から1年2カ月後にみそタンクで見つかった。弁護団は、同種の衣類をみそに漬けて生地や人血の変色具合を調べた実験結果から「ごく短時間で5点の衣類と同様の外観を再現でき、逆に長期間漬け込んだ場合は、全く異なる外観になることが判明した」とした。

 5点のうち、ズボンはふともものサイズが小さすぎて「袴田死刑囚には、はけない」とした鑑定書、11年に新たに開示された取り調べ時の「自白」録音テープを「無実の人が語る虚偽の自白の特徴が顕著」とした心理学鑑定も新証拠に挙げた。

 一方で検察側はDNA型鑑定について、(1)試料が劣化し、血液以外の生体試料が混在した可能性が高い(2)弁護側鑑定人のDNA抽出方法は独自手法で、科学的に承認されていない(3)結果に再現性がない―などとして、「無罪を言い渡すべき明らかな証拠とは言えない」と指摘した。みそ漬け実験も「正確に再現していないため、証明力はほとんどない」としている。

 袴田事件
 1966年6月30日未明、旧清水市(静岡市清水区)のみそ製造会社専務=当時(42)=宅から出火し、焼け跡から一家4人の遺体が見つかった。県警は同8月、強盗殺人や放火などの疑いで住み込み従業員の袴田巌死刑囚を逮捕した。袴田死刑囚は捜査段階で殺害を認めたが、静岡地裁での初公判で一転して無罪を主張。当初はパジャマが「犯行着衣」とされたが、事件発生1年2カ月後に発見されたズボンなど「5点の衣類」に変更され、同地裁は68年、状況証拠などから犯人と認めて死刑を言い渡した。80年に最高裁が上告を棄却し死刑が確定。弁護側は81年に第1次、2008年に第2次再審請求を申し立てた。
http://www.at-s.com/news/detail/861928192.html


〔袴田事件最終意見書〕支援者「再審決定一日も早く」
静岡新聞 2013/12/ 2
14:00

 静岡地裁で5年8カ月にわたって行われた「袴田事件」の第2次再審請求審は2日午前、検察側、弁護側双方が最終意見書を提出し、大きな節目を迎えた。みそ製造会社の専務一家4人が殺害された47年前の事件で、死刑が確定している袴田巌死刑囚(77)に司法はどんな結論を出すのか。地裁には同死刑囚の姉秀子さん(80)が訪れ、支援者も集まって提出の様子を見守った。
 最初に提出したのは検察側。午前9時半ごろ、風呂敷包みの最終意見書を携えた検察官ら2人が地裁敷地内に乗り付けた車から姿を現すと、報道陣のカメラが一斉に向けられた。30分後には弁護側。地裁へと向かう一団の中には、秀子さんの姿もあった。第2次再審請求審が節目を迎えたことに、秀子さんは「ここまで続けられたのは弁護団や支援者のおかげ」と感謝した。

 地裁は今後、東京拘置所に収容中の袴田死刑囚本人からも請求の意思確認を行うとしている。秀子さんは「弟とは2010年以降、一度も会えていない。もし、裁判官が面会できたのなら、弟が今、どんな生活をしているか少しでも教えてほしい」と、同死刑囚の体調を気遣った。

 弁護側の意見書提出には支援者約10人も駆け付けた。今回の請求審で証人としても出廷した「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」の山崎俊樹事務局長(59)は「できる限りの主張を展開できた。袴田さんの健康を考え、地裁には一日も早く再審の決定を出してほしい」と話した。

 再審制度 有罪判決の確定後、事実認定の誤りが発見されたことなどを理由に、裁判のやり直しを求める手続き。何度でも請求可能。新証拠の明白性と新規性が焦点になる。再審開始には確定判決を完全に覆す新証拠が必要とされてきたが、最高裁は1975年の「白鳥決定」で「(新証拠が)全ての証拠と総合的に評価し、確定判決の事実認定に疑いを生じさせれば足りる」と要件を緩和した。
http://www.at-s.com/news/detail/861928195.html


弁護団「DNA鑑定で無罪」 袴田事件、再審請求審が終結
中日新聞 2013年12月2日
13時03分
 
 静岡県清水市(現静岡市清水区)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、弁護団と静岡地検は2日午前、静岡地裁に最終意見書を提出した。最大の争点は、確定判決で犯行時の着衣と認定された「5点の衣類」が袴田巌(はかまだいわお)死刑囚(77)のものかどうか。弁護団側はDNA鑑定の結果から「違う」と主張。地裁は早ければ来春にも再審の可否を判断する見通しだ。
 5点の衣類は、袴田死刑囚が働いていたみそ工場のみそタンク内で、麻袋に入った状態で発見された白色半袖シャツやズボンなど。事件発生から約1年2カ月がたち、公判中だった1967年8月に見つかった。68年9月の一審判決で犯行時の着衣と判断され、有罪の決定的な証拠になった。
 最終意見書で弁護団側はDNA鑑定の結果を示し、5点の衣類のうち白色半袖シャツの右肩の血痕と、袴田死刑囚のDNA型は「一致しない」と主張。衣類の血痕と被害者のDNA型も「一致しない」と訴えた。
 さらに、みそタンクから見つかったズボンもサイズが小さく、袴田死刑囚がはくことはできないとして「5点の衣類は犯行着衣でなく、袴田さんのものではない」と結論づけた。
 一方、地検側はこれまでに地裁に提出した意見書などで弁護団、地検のDNA鑑定の結果に「資料が古く信用性が低い」との見解を示し「再審開始を判断する『新規かつ明白な証拠』とは言えない」と指摘。最終意見書でも再審開始には当たらないと主張している。
 第2次請求は、精神疾患が疑われた袴田死刑囚に代わり、姉の秀子さん(80)が2008年4月に申し立てた。最終意見書の提出後、静岡市内で会見した弁護団の小川秀世事務局長は「袴田さんは無罪。地裁はただちに再審開始を決定し、地検は即時抗告しないでほしい」と話した。16日に秀子さんが地裁で意見陳述する。
 地検は午後、市内で記者説明会を開く。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013120290130318.html?ref=rank


袴田事件 弁護団「誘導で証言変遷」 再審請求審理が終結
東京新聞 2013年12月2日 夕刊

 
 一九六六年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家四人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した元プロボクサー袴田巌(はかまだいわお)死刑囚(77)の第二次再審請求審で、弁護団は二日、「DNA鑑定により、確定判決に合理的な疑いが生じた」として無罪を主張、再審開始を求める意見書を静岡地裁に提出した。
 静岡地検も同日、請求棄却を求める意見書を提出。両者とも「最終意見書」としている。死刑判決確定から三十三年が経過し、第二次請求の審理は事実上終結した。早ければ来春にも地裁が再審開始の可否を決定する。
 地裁は今後、袴田死刑囚から意思を聴き取り、十六日には請求を申し立てた姉秀子さん(80)らの意見陳述を実施する。
 弁護団の小川秀世弁護士は提出後の記者会見で「われわれは再審開始が決定されることを確信している」と述べた。
 弁護団は、袴田死刑囚のものとされた犯行着衣に付着した血液のDNA型が死刑囚とは異なっていたと鑑定で証明されたと主張。事件直後に袴田死刑囚の姿を目撃していた同僚らの証言も捜査機関の誘導により「事件前後数時間にわたり誰も目撃していない」という内容に変遷させられたとした。
 地検は、DNA鑑定の結果について、「古い血痕で、鑑定の信頼性が低い」としている。
<袴田死刑囚の再審請求> 1966年6月30日、静岡県清水市のみそ製造会社専務宅から出火、焼け跡から一家4人の刺殺体が発見された。県警は同年8月、強盗殺人容疑などで従業員袴田巌死刑囚を逮捕した。袴田死刑囚は公判で無罪を主張したが、80年に死刑が確定。81年からの第1次再審請求は2008年3月に最高裁が特別抗告を棄却した。同年4月に姉秀子さんが第2次再審請求を申し立てた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013120202000206.html


最終意見書を提出 袴田事件再審請求
中日新聞 2013年12月3日


 清水市(現静岡市清水区)で一九六六年、みそ製造会社の専務一家四人が殺害された「袴田事件」の第二次再審請求で、静岡地検と弁護団は、静岡地裁に最終意見書を二日に提出、最大の争点に、犯行時の着衣と確定判決で認定された「五点の衣類」が袴田巌死刑囚(77)のものかどうかを据えた。弁護側は「衣類からは被害者、死刑囚のDNA型は検出されなかった」と主張。一方の地検は「鑑定試料が古く、DNAの正確な判定はできない」と指摘した。地裁は早ければ来春にも再審の可否を判断するとみられる。
 第二次請求は姉の秀子さん(80)=浜松市=が二〇〇八年四月に申し立てた。十六日に秀子さんが地裁で意見陳述して終結する。
 五点の衣類は事件発生から約一年二カ月後の公判中の一九六七年八月、袴田死刑囚が働いていたみそ工場のみそタンク内で麻袋に入った状態で見つかった白半袖シャツやズボンなど。確定判決は白半袖シャツの右肩の傷に付いたB型の血痕が死刑囚の血と認定し、有罪の決め手としたが、昨年実施した弁護側のDNA鑑定は「死刑囚のDNA型と一致しない」と結論付けた。
 地検側の鑑定も「死刑囚と完全一致するDNA型は認められない」と判断したが、地検の西谷隆次席検事は二日の会見で「鑑定試料は経年劣化の影響があり、DNA型を識別できないため信用性がない」と指摘。みそタンクから見つかったズボンの寸法札に書かれた記号がサイズではなく、色を表記したものと分かり、地検は誤りを認めたが、最終意見書では「(血の付いたシャツなど)ほかの証拠から袴田死刑囚の犯人性は揺るがない。再審開始に当たる新証拠はない」と主張している。
 弁護団の小川秀世事務局長は同日の会見で「確定判決に合理的な疑いがあると総合的に主張できた。再審開始になると確信している」と話した。
 〈袴田死刑囚の再審請求〉
 1966年6月30日、清水市(現静岡市清水区)のみそ製造会社専務宅から出火、焼け跡から一家4人の刺殺体が発見された。県警は、強盗殺人容疑などで従業員袴田巌死刑囚を逮捕。袴田死刑囚は捜査段階で自供したが、公判では無罪を主張。検察側は当初、犯行時の着衣をパジャマとしたが、公判中に見つかった「5点の衣類」に変更。確定判決は(1)5点が同じ麻袋に入った状態でみそタンク内から見つかり、全てに被害者と同じ複数の血がついていた(2)白半袖シャツに付いた血が袴田死刑囚と同じB型(3)ズボンの端布が袴田死刑囚の実家から見つかった−を理由に、袴田死刑囚の犯行と認定した。80年に死刑確定。弁護側は81年に第1次、2008年に第2次再審請求を申し立てた。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131203/CK2013120302000086.html


〔袴田事件〕再審可否 来春にも判断か
静岡新聞 2013/12/ 3
07:40

 「袴田事件」の第2次再審請求審は、16日に静岡地裁(村山浩昭裁判長)で行われる弁護団の口頭意見陳述で終結する。袴田巌死刑囚(77)に代わって申立人になっている姉の秀子さん(80)も陳述予定。弁護団や支援者の間には、地裁が来春にも再審開始の可否を決定するのでは―との見方が広がっている。

 弁護団によると、地裁は、袴田死刑囚が収監されている東京拘置所へ裁判官が出向き、再審請求の意思などを直接聞き取る意向を示している。弁護団、静岡地検の双方から2日に提出された最終意見書を検討し、再審開始の可否を判断する。

 袴田死刑囚には認知症の疑いがあり、秀子さんによると、2010年以降、面会できない状態が続いている。
http://www.at-s.com/news/detail/861928383.html


袴田事件 再審で真相を明らかに
信濃毎日 12月03日
(火)

 第2次再審請求中の袴田事件で、弁護団と検察の双方が最終意見書を静岡地裁に提出した。来春にも再審開始の可否が決まる。
 多くの証拠に疑義が生じている。審理をやり直し、真相をはっきりさせるしかない。

 事件が起きたのは1966年。静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務宅の焼け跡から、一家4人の遺体が見つかった。

 警察は住み込みの従業員だった袴田巌死刑囚を逮捕。死刑囚は無罪を主張したが、80年に最高裁で死刑が確定した。
 判決の根拠となったのは、犯行時に被告が着たとされる「5点の衣類」だった。このうち、シャツに付いていた血痕が死刑囚のものと判定された。

 しかし、今回の審理で実施されたDNA鑑定では、弁護側と検察側それぞれの鑑定人が「袴田死刑囚のDNA型とは一致しない」との結果を出している。

 弁護団は意見書で「血痕は袴田死刑囚のものではない」と主張。検察は「古い血痕で鑑定の信頼性は低い」とし、証拠を総合的に判断するよう求めている。
 衣類は事件から1年余が過ぎてから、みそタンクで発見された。事件直後の捜索では見つからず、袴田死刑囚が自白を翻し、無罪を訴えた時期と重なった。
 タンクから出てきたズボンと同じ生地の端切れが、死刑囚の実家にあった。が、警察が入手した生地のサンプル2枚のうち、1枚の行方が不明になっている。

 同僚2人が「出火直後に袴田死刑囚が従業員寮にいた」と証言していたことも新たに分かった。事件前後に死刑囚を目撃した人はいない、としていた検察の立証と食い違っている。検察が長く、都合の悪い証拠の開示を拒んできたことの弊害だろう。
 物的証拠、自白、証言の信頼性が揺らいでいるのに、再審が始まらない点は、名張毒ぶどう酒事件と共通する。61年に、農薬入りのぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡、12人が中毒症状にかかった事件だ。奥西勝死刑囚は一貫して無罪を訴え、11月、名古屋高裁に8度目の再審請求をした。

 袴田死刑囚は77歳。拘禁による精神障害を発症し、認知症も進んでいるという。奥西死刑囚は87歳で、5月と6月には危篤状態に陥り、体調が心配されている。

 足利事件、布川事件、東電女性社員殺害事件など、再審で無罪となった例もある。冤罪(えんざい)の可能性がある限り、司法は再審開始の判断をためらってはならない。
http://www.shinmai.co.jp/news/20131203/KT131202ETI090008000.php


袴田事件の主な経過(1966〜2013)
静岡新聞 2013/12/ 2
13:00

▽1966年6月30日

 旧清水市(静岡市清水区)のみそ製造会社専務宅が全焼。一家4人の遺体が見つかる。


▽同8月18日

 静岡県警が住み込み従業員の袴田巌死刑囚を強盗殺人、放火などの容疑で逮捕

▽同9月
 殺害を認める供述。静岡地検が強盗殺人罪などで起訴


▽同11月

 初公判で起訴内容を全面否認し、無罪を主張


▽1967年8月31日

 工場みそタンクから血染めの「5点の衣類」が見つかる


▽1968年9月11日

 静岡地裁が死刑判決。ただ、「自白」の供述調書45通のうち44通は採用せず、自白獲得への偏重捜査を批判

▽1980年11月19日
 最高裁が上告棄却。死刑判決が確定。


▽1981年4月

 静岡地裁に第1次再審請求

▽1994年8月
 静岡地裁が再審請求棄却


▽2008年3月

 最高裁が特別抗告棄却


▽同4月

 袴田死刑囚の姉秀子さんが第2次再審請求


▽2010年9月

 静岡地検が未開示証拠を初めて開示


▽2011年8月

 静岡地裁が5点の衣類に付着した血痕と、被害者のDNA型が一致するか調べる鑑定の実施を決定


▽同12月
 
・静岡地裁の勧告を受け、静岡地検が否認調書や取り調べ時の録音テープなど証拠176点を開示

・5点の衣類に付着した血痕のDNA型鑑定で、弁護側鑑定人は「被害者に一致しない」、検察側鑑定人は「一致する可能性を排除できない」


▽2012年2月

 静岡地裁が5点の衣類のうち「白色半袖シャツ」右肩の血痕と、袴田死刑囚のDNA型が一致するか調べる鑑定の実施を決定

▽同4月
 白色半袖シャツに付着した血痕のDNA型鑑定で、弁護側鑑定人は「袴田死刑囚と一致せず」、検察側鑑定人は「完全に一致するDNAは認められなかった」


▽2013年12月2日

 弁護団、静岡地検双方が最終意見書を提出
http://www.at-s.com/news/detail/861929135.html


袴田事件再審請求 事実解明に向けた訴訟指揮を
愛媛新聞  2013年12月04日
(水)

 1966年に静岡県清水市で一家4人を殺害したとして死刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚の第2次再審請求審で、弁護団が無罪を主張、再審開始を求める意見書を静岡地裁に提出した。

 犯行着衣に付いた血痕のDNA鑑定で「死刑の確定判決に合理的な疑いが生じた」としている。一方、静岡地検は「古い血痕で鑑定の信頼性が低い」と指摘、請求棄却を求める意見書を提出した。

 事件から既に47年、袴田死刑囚は77歳になった。精神疾患が悪化しているともされ、事実上最後の再審請求となる可能性がある。なお謎の残る事実解明のため、司法の的確な訴訟指揮を求めたい。

 ここ数年、足利事件、布川事件、東電女性社員殺害事件と、再審無罪の流れが定着している。過去の事件と同様、今回もDNA鑑定をはじめ、新たな証拠が次々に出てきた。これに対し、静岡地裁が「疑わしきは被告の利益に」との原則を適用する根拠とするのかどうか、注目したい。

 事件は、みそ製造会社専務宅が全焼、一家4人の他殺体が見つかり、静岡県警が住み込み従業員の袴田死刑囚を逮捕した。いったん自供、公判では無罪を主張したが80年に死刑判決が確定。再審請求の特別抗告が2008年、最高裁で棄却されたため、姉が第2次再審を請求していた。 
 疑問なのは、第2次請求審になり初めて600点もの証拠が提出されたことだ。なぜもっと早く開示されなかったのか。自白偏重のあまり、有罪立証に無関係な証拠を示さなかった可能性もある。その検証も必要であろう。

 捜査は権力を背景として組織的に、強制的に行われる。一方弁護側は、検察側の証拠を基に反証せざるをえない。こうした事情もあり、昨年暮れに最高裁司法研修所がまとめた研究報告では、科学的証拠について、検察側に積極的な開示を求めている。 
 今回、弁護団は、犯行時のものとされた着衣の血液DNAが死刑囚とは別人と証明されたと主張。事件から1年2カ月後に見つかった衣料についても、みそタンクに隠すのは不可能と指摘し、アリバイを示唆する同僚の調書など新たな証拠も提出した。

 40年以上も前の鑑定だけに難しい判断となろう。ただ、もっと早く証拠を開示していれば明快な結果が出た可能性はある。悔やまれる結果である。むろん冤罪(えんざい)の根絶には物証だけでなく、供述の信頼性など総合的な判断が必要なのは言うまでもない。 
 弁護側と検察側双方が「最終意見書」と述べた通り、証拠は出そろった。否認を続けてきた死刑囚に、司法はどう向き合うのか。早ければ来春にも下される静岡地裁の再審可否判断を待ちたい。
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201312043450.html


(有料記事を除く)

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袴田事件第2次再審請求、審理終結:姉が静岡地裁で意見陳述。巖さんの意見聴取は出来ず。

袴田死刑囚の意見聴取できず=再審請求審が結審−静岡地裁
時事通信 2013/12/16
-19:45

 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、静岡地裁の村山浩昭裁判長らが袴田巌死刑囚(77)の意見聴取を試みたが、実現しなかったことが16日、分かった。同日行われた姉秀子さん(80)の意見陳述後、記者会見した弁護団が明らかにした。
 同日の手続きで再審請求審は結審。弁護団によると、早ければ今年度中にも、再審を開始するかどうかの決定が出されるとみられる。
 弁護団などによると、村山裁判長らは2日、袴田死刑囚のいる東京拘置所を訪問。拘置所職員を通じて、再審請求の関係で意見聴取に来たことを伝えたが、「必要ない」と断られたという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013121600809


袴田事件:死刑囚の姉が意見陳述 静岡地裁
毎日新聞 2013年12月16日
20時48分

 1966年に静岡市(旧静岡県清水市)で起きた強盗殺人事件「袴田事件」の第2次再審請求審は16日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)で申立人の最終意見陳述が行われ、袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)が「巌は必死で生きる闘いをしている」と、早期の再審開始を求めた。
 秀子さんは陳述で「自白したとの報道に母は『小さくなって生きるしかない』と言って間もなく病死した」と事件当初を振り返り、「無実を果たし、生きて迎えるためだけを考えてきた」と、家族にとっても苦しみの47年間だったと訴えた。
 また、地裁は同日、村山裁判長らが今月2日に東京拘置所を訪れ、袴田死刑囚から意見聴取を試みたと明らかにした。袴田死刑囚は「どうしたって死刑になるんだから」と、面会を拒否したという。
 袴田死刑囚は1980年の死刑確定後から拘禁症状が出始め、現在は認知症などの疑いもある。秀子さんは陳述後の記者会見で「心は閉ざしていても、巌が伝えたいことは何も変わっていない」と述べ、死刑囚本人も従来通り再審を望んでいると語った。この日で請求審は終結し、地裁は来春にも再審の可否について判断を下すとみられる。【荒木涼子】
http://sp.mainichi.jp/select/news/20131217k0000m040054000c.html


袴田事件再審請求 手続き終了
NHK 12月16日
21時21分

昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件の再審請求を巡り、16日、弁護団が最後の意見陳述を行ってすべての手続きが終わりました。
裁判所は、早ければ来年春にも裁判のやり直しを認めるかどうか判断するものとみられます。
昭和41年、現在の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件では、会社の従業員だった袴田巌死刑囚(77)の死刑が確定しましたが、弁護団は無実を訴えて裁判のやり直しを求めています。
今月2日、弁護団と検察が、それぞれ最終意見書を提出し、16日、弁護団と姉の秀子さんが静岡地方裁判所で最後の意見陳述を行いました。
手続きは非公開で行われ、弁護団によりますと、新たに行ったDNA鑑定の結果から無実は明らかだと、改めて主張したほか、秀子さんが「弟の健康状態は悪く早く再審を認めてほしい」と訴えたということです。
一方、裁判所は、今月2日に、裁判官が、拘置所に出向いて袴田死刑囚本人から意見聴取をしようとしたところ、本人が応じなかったと説明したということです。
再審請求を巡る手続きは、16日ですべて終わり、裁判所は、早ければ来年春ごろにも再審を認めるかどうか、判断するものとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131216/k10013878171000.html


袴田事件 2次再審請求審が終結
静岡新聞 2013/12/17
07:39

 「袴田事件」の第2次再審請求で、袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)と弁護団の最終意見陳述が16日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)であった。秀子さんは「巌にとっても私にとっても取り戻すことのできない47年。1日も早く再審が開始されるよう願う」と訴え、約5年8カ月に及んだ審理は終結した。

 弁護団と静岡地検は最終意見書を2日に地裁へ提出済み。弁護団は再審開始、地検は請求棄却を求めている。弁護団によると、地裁は再審開始の可否の決定時期について「今は言えないが、事前に連絡する」としている。

 最終意見陳述は非公開で行われた。弁護団は最終意見書に盛り込んだ「新証拠」を説明し、袴田死刑囚の無実をあらためて主張した。会見で西嶋勝彦弁護団長は「再審の開始を決定することで、静岡で冤罪(えんざい)を起こさないことを宣言してほしい」と強調した。
 審理終結を受け、静岡地検の西谷隆次席検事も「主張すべきことは、し尽くしている。裁判所の理解を得られると思う」と語った。
 一方で地裁は、地検が出した12日付の捜査報告書と16日付の意見書について、最終意見書の提出後であることを踏まえ「信義則に反する」と述べ、証拠として採用しなかった。
http://www.at-s.com/news/detail/872137297.html

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☆袴田巌さんにクリスマスと受洗の日の寄せ書きを作成☆

今から29年前の1984年12月24日、袴田巌さんはカトリックの洗礼を受けました。「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」では、クリスマスと巌さんの受洗の日に寄せて、寄せ書きを作成し、獄中の巌さんへ届けようと思い立ちました。

毎月、静岡から面会に通っているお姉さんの秀子さんに同行、12月25日に東京拘置所を訪れました。巌さんとは3年4ヵ月も面会出来ていません。残念ながら、今回も「お断りしてくれ」と言っていると伝えられ、面会は実現しませんでした。
秀子さんは記者団の質問に次のように話されています。
「12月はいつも、何年か前にもひょっこり出て来たのよね。だからそれに期待したけど、やっぱりだめでした。」
「毎月来てるんですものね。やっぱりね、毎月、今日はひょっとして会えるかなと思うの。ひょっとして出て来るかもしれないと思いながら来るんですがね。今月で、今年になってから14回目ですものね。『お断りしてくれ』っていうそのひと言で終りました。」

秀子さんは、袴田巌さんが意見聴取を断ったという新聞記事のコピーと袴田秀子さんの意見陳述書のコピー、そして救う会の寄せ書きの写真を、救う会の坂詰さんからは花束が差し入れられました。寄せ書きには、巌さんのお母さんの写真も飾りましたが、お母さんの写真をあらためて差し入れるのは初めてだということで、巌さんが何か感じて下さることを願っています。

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2013年12月01日

袴田事件第2次再審請求:静岡地裁、袴田巌さんから直接意見聴取へ

袴田死刑囚から意見聴取へ=東京拘置所で−静岡地裁
時事通信 2013/11/28-21:17


 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)が袴田巌死刑囚(77)から直接意見を聴くことが28日、分かった。弁護団が明らかにした。収容中の東京拘置所に裁判官らが出向くとみられるが、時期や方法は未定という。
 袴田死刑囚は認知症の疑いがあるとされ、2010年を最後に、姉の秀子さん(80)や弁護団が面会できない状態が続いている。直接の意見聴取は、弁護団が同地裁に求めていた。
 第2次請求審では、弁護側と検察側双方が12月2日までに最終意見書を提出し、同16日には秀子さんが意見陳述する予定。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013112801002


袴田死刑囚に意思確認へ 静岡地裁第2次再審請求
静岡新聞 2013/11/29 10:19

 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)が袴田巌死刑囚(77)に請求の意思などを直接聴取する意向を弁護団に伝えていたことが28日、支援団体幹部への取材で分かった。幹部によると、聴取時期や方法に関しては「地裁は『言えない』としていて、分からない」という。
 刑事訴訟規則では、再審請求の意思を本人に確認しなければならないとされている。地裁の意向は規則に基づいた措置とみられる。
 袴田死刑囚には認知症の疑いがあり、第2次再審請求は保佐人である姉の秀子さん(80)が本人に代わって申し立てた。2010年以降は秀子さんや弁護団が収容先の東京拘置所へ出向いても面会できていない。
 第2次再審請求審は、検察、弁護側双方が12月2日までに最終意見書を提出する。地裁は意見書を受け、袴田死刑囚の意思を確認して再審開始の可否を判断する。
http://www.at-s.com/news/detail/861927210.html


袴田事件:第2次再審請求 地裁、死刑囚から意見聴取へ
毎日新聞 2013年11月30日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市)で起きた強盗殺人事件「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)が、来月2日の最終意見書提出に合わせ、袴田巌死刑囚(77)に意見聴取する意向を示したことが29日、弁護団への取材で分かった。収監中の東京拘置所に裁判官らが出向く見通し。
 認知症などの疑いがある袴田死刑囚は面会を拒否し続け、2010年8月以来、請求申立人の姉秀子さん(80)や弁護団、支援者も面会できず、裁判官が聴取できない可能性もある。
 意見聴取は刑事訴訟規則に定められた手続きの一つで、弁護団が地裁に求めていた。第1次請求では書面での確認だった。来月2日は弁護団、静岡地検の双方が最終意見書を提出し、同16日に秀子さんが意見陳述する予定。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20131130ddl2k2040313000c.html

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2013年11月20日

袴田事件第2次再審:元同僚の当時の証言、袴田巌さんの主張を裏付け(開示証拠)

袴田死刑囚、「出火直後、寮に」 元同僚証言
共同通信  2013/11/18 02:00


 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で勤務先のみそ製造会社の専務一家4人を殺害、放火したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定し、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮だった同僚2人が事件当時、県警の事情聴取に「サイレンを聞いて部屋を出ると、袴田(死刑囚)が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と話していたことが17日、弁護団への取材で分かった。
 確定判決と食い違う一方、袴田死刑囚の主張と一致する。
http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013111701001858.html 


袴田事件 同僚「一緒に消火活動」
中日新聞 静岡版 2013年11月18日

 
◆当時の供述、死刑囚と一致
 静岡市清水区で一九六六年、勤務先のみそ製造会社の専務一家四人を殺害、放火したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定し第二次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮に住んでいた同僚の男性二人が「サイレンを聞いて部屋を出ると、袴田(死刑囚)が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と事件当時に供述していたことが弁護団などへの取材で分かった。
 弁護団は十二月二日までに静岡地裁に提出する最終意見書の中にこの供述内容を盛り込むことを検討している。
 弁護団などによると、証言したのは事件現場のみそ工場近くの社員寮で、袴田死刑囚の部屋の近くに住んでいた同僚二人。二人の供述は、袴田死刑囚の「事件当時は部屋で寝ていた。火事を知り(この同僚)二人の後から出て行った」という主張と一致する。ただ二人の供述はその後、県警の事情聴取を受ける中で「(袴田死刑囚が消火作業中に)どこにいたのか知らない」などと変遷したという。
 弁護団側の申し立てを受け、静岡地検が今年七月、任意で地裁と弁護団に開示したみそ工場従業員ら関係者二十人の供述調書と捜査報告書計百三十点の中に同僚二人の調書が含まれていた。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20131118/CK2013111802000079.html


袴田事件、確定判決と異なる証言 元同僚「出火後、寮で見た」
中国新聞 2013/11/18


 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で勤務先のみそ製造会社の専務一家4人を殺害、放火したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定し、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮だった同僚2人が事件当時、県警の事情聴取に「サイレンを聞いて部屋を出ると、袴田(死刑囚)が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と話していたことが17日、弁護団への取材で分かった。
 「事件前日の午後10時半ごろから鎮火が近いころまで袴田死刑囚の姿を見た者はいない」とする確定判決と食い違う一方、袴田死刑囚の「事件当時は部屋で寝ていた。火事を知り(この同僚)2人の後から出て行った」という主張と一致する。
 弁護団は「出火直後の午前2時ごろ、部屋にいたことになる。袴田さんの犯行とするには無理がある」として、無罪の証拠の一つとして12月2日に提出する最終意見書に盛り込む。来春にも出される静岡地裁の再審開始の可否判断に影響を与える可能性がある。
 弁護団によると、証言したのは事件現場近くのみそ工場2階にあった社員寮で、袴田死刑囚の向かいの部屋に住んでいた同僚2人。地裁の証拠開示勧告を受け、静岡地検が今年7月に地裁と弁護団に任意提出した関係者の供述調書や捜査報告書計130点の中に2人の調書が含まれていた。
 2人の証言は、その後、県警の事情聴取を受けるうちに「袴田(死刑囚)の部屋に声を掛けたが、返事はなかった。(消火作業中は)どこにいたのか知らない」という内容に変遷していった。弁護団は「捜査員による誘導があったのではないか」としている。2人の消息について、弁護団は不明としている。
 確定判決は、袴田死刑囚が66年6月30日午前1時ごろ、専務一家4人を刺殺後、国鉄(当時)東海道線の線路をはさんで南に数十メートル離れたみそ工場から油を持ち出して同50分ごろに放火し、みそ工場に戻ると、犯行時の着衣を着替えたとしている。西嶋勝彦弁護団長は「隠されていた証拠が出てきたことで、袴田さんを犯人とするストーリーが崩れた」と話している。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201311180072.html


袴田死刑囚:事情聴取の同僚「後ろからついてきた」
毎日新聞 2013年11月18日 08時48分


 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で勤務先のみそ製造会社の専務一家4人を殺害、放火したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定し、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮だった同僚2人が事件当時、県警の事情聴取に「サイレンを聞いて部屋を出ると、袴田(死刑囚)が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と話していたことが17日、弁護団への取材で分かった。
 確定判決と食い違う一方、袴田死刑囚の主張と一致する。
http://mainichi.jp/select/news/20131118k0000e040134000c.html


死刑確定判決の「矛盾示す証言」 袴田事件再審弁護団
2013年11月18日09時31分  朝日新聞


 静岡県で1966年に一家4人が殺害され、放火された事件で死刑が確定した袴田巌(いわお)死刑囚(77)の第2次再審請求に絡み、同僚が事件当時、「(現場近くの)寮から消火活動に向かったところ、袴田(死刑囚)が後ろからついてきた」と証言していたことがわかった。確定判決は、事件直後に袴田死刑囚を見た者はいないとしていた。静岡地検が今年7月に開示した証拠130点の中に含まれていたという。
 確定判決では、袴田死刑囚は66年6月30日午前1時過ぎ、静岡県清水市(現・静岡市清水区)のみそ製造会社の専務宅に侵入し、4人を殺害、放火した。出火は午前1時50分ごろで、午前2時半ごろに鎮火した。判決は犯行前日の午後10時半ごろから鎮火近くまで、袴田死刑囚を見た者は認められないと認定していた。
 弁護団によると袴田死刑囚は当初、「出火当時は寮で寝ていた」と供述しており、「同僚の証言は供述を裏付ける」とみている。来月2日には、検察側と弁護団双方が再審開始の是非を争う最終意見陳述書を提出する。弁護団はこの証言が確定判決の矛盾を示すものとして、最終意見に盛り込むか検討中とみられる。
 弁護団は、犯行時の着衣とされる「5点の衣類」について「捜査機関の捏造(ねつぞう)」としており、DNA鑑定の結果などを最終意見陳述書で示す予定。同僚の証言とともに、再審開始のための「無罪を言い渡すべきことが明らかな新証拠」と認められるかどうかが焦点になる。
(http://digital.asahi.com/articles/TKY201311170288.html?_requesturl=articles/TKY201311170288.html&ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201311170288)


「出火直後、寮にいた」 袴田死刑囚の元同僚証言
日本経済新聞 2013/11/18 9:54


 1966年に静岡県で勤務先のみそ製造会社の専務一家4人を殺害、放火したとして死刑判決が確定し、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮だった同僚2人が事件当時、県警の事情聴取に「サイレンを聞いて部屋を出ると、袴田(死刑囚)が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と話していたことが18日までの弁護団への取材で分かった。
 「事件前日の午後10時半ごろから鎮火が近いころまで袴田死刑囚の姿を見た者はいない」とする確定判決と食い違う一方、袴田死刑囚の「事件当時は部屋で寝ていた。火事を知り(この同僚)2人の後から出て行った」という主張と一致する。
 弁護団は「出火直後の午前2時ごろ、部屋にいたことになる。袴田さんの犯行とするには無理がある」として、無罪の証拠の一つとして12月2日に提出する最終意見書に盛り込む。来春にも出される静岡地裁の再審開始の可否判断に影響を与える可能性がある。
 弁護団によると、地裁の証拠開示勧告を受け、静岡地検が今年7月に地裁と弁護団に任意提出した関係者の供述調書や捜査報告書計130点の中に2人の調書が含まれていた。
 2人の証言は、その後、県警の事情聴取を受けるうちに「袴田(死刑囚)の部屋に声を掛けたが、返事はなかった。(消火作業中は)どこにいたのか知らない」という内容に変遷。弁護団は「捜査員による誘導があったのではないか」としている。2人の消息について、弁護団は不明としている。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1701Q_Y3A111C1CC0000/


「一緒に消火した」 袴田事件、元同僚2人証言
産経ニュース 2013.11.18 09:54


 昭和41年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で勤務先のみそ製造会社の専務一家4人を殺害、放火したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定し、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮だった同僚2人が事件当時、県警の事情聴取に「サイレンを聞いて部屋を出ると、袴田(死刑囚)が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と話していたことが17日、弁護団への取材で分かった。
 「事件前日の午後10時半ごろから鎮火が近いころまで袴田死刑囚の姿を見た者はいない」とする確定判決と食い違う一方、袴田死刑囚の「事件当時は部屋で寝ていた。火事を知り(この同僚)2人の後から出て行った」との主張と一致する。
 弁護団は無罪の証拠の一つとして12月2日に提出する最終意見書に盛り込む。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131118/crm13111809540003-n1.htm


袴田事件弁護団「確定判決の矛盾示す証拠」
NHK 11月18日 13時3分


 昭和41年に静岡県で一家4人が殺害され放火されたいわゆる袴田事件の再審、裁判のやり直しを求める手続きで、袴田死刑囚が出火直後の時間帯に社員寮にいたという同僚の調書が開示され、弁護団は「確定判決の矛盾を示す証拠だ」として、最終意見書に盛り込むことにしています。
 袴田巌死刑囚(77)は昭和41年、現在の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務の一家4人を殺害し、家に放火したとして死刑が確定しましたが、無実を訴え、2度目の再審、裁判のやり直しを求めています。
ことし7月、裁判所からの勧告に基づき、検察が当時の調書や捜査報告書など、およそ130点の証拠を開示し、弁護団によりますと、この中に当時、袴田死刑囚と同じ寮に住んでいた同僚2人が「出火直後にサイレンを聞いて部屋を出ると袴田死刑囚が後ろからついてきて、一緒に消火活動をした」と証言する調書が含まれていたということです。
確定判決では、同僚の証言は「袴田死刑囚の姿は見ていない」と変わり、「鎮火しかけた頃になるまで袴田死刑囚の姿を見たものはいない」と認定されています。
弁護団は「今回の調書は確定判決の矛盾を示す証拠だ」として、12月2日までに提出する最終意見書に盛り込むことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131118/k10013138971000.html


「袴田死刑囚と消火活動」…当初の供述と合致?
読売新聞  2013年11月18日13時37分 


 静岡県清水市(現・静岡市清水区)で1966年、みそ会社専務一家4人が殺害されて自宅が放火された「袴田事件」で、第2次再審請求審中の袴田巌死刑囚(77)について、同じ社員寮の同僚2人が「火事を知って寮を出ると、袴田(死刑囚)がついてきて、一緒に消火活動をした」と証言する供述調書があることが、弁護団への取材でわかった。
 確定判決は「事件直後に袴田死刑囚を見た者は認められない」と結論づけている。弁護団は「確定判決を覆す証言で、再審への新証拠になりうる」として、12月2日までに静岡地裁へ提出する意見陳述書に盛り込む方針。
 同僚の男性2人の調書は、静岡地検が今年7月、静岡地裁と弁護団に任意で開示した、袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者の供述調書など130点の中に含まれていた。
 弁護団によると、袴田死刑囚は逮捕直後、静岡県警の調べに「事件当時は寮で寝ていて、火事を知って消火活動に向かった」と供述していたが、その後、自白に転じた。
 確定判決によると、袴田死刑囚は66年6月30日午前1時頃、専務宅に侵入して4人を殺害し、同50分頃に放火した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131118-OYT1T00678.htm

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2013年09月15日

袴田事件第2次再審請求:三者協議終了 弁護団最終意見書12月提出へ

袴田事件で来春にも再審の可否判断か
産経新聞 2013.9.13
20:14

 昭和41年に清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求で、弁護団は13日、弁護側と検察側の双方が12月2日に最終意見書を提出することを明らかにした。審理が終結すれば、来春にも静岡地裁が再審の可否を判断する見通し。
 静岡地裁で同日開かれた地裁、地検、弁護団の3者協議で最終意見書の提出日のほか、12月16日に弁護団や地検が意見陳述を行うことが決まった。
 3者協議では、地裁が地検に対して、犯行着衣とされる「5点の衣類」が発見されたみそタンクに関する捜査報告書など、未開示証拠の開示を勧告。検察側は「勧告の理由を検討した上で適切に対応する」としている。
 西嶋勝彦弁護団長は「最終意見書の要点を裁判所に理解してもらい、再審開始決定に結びつけたい」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130913/szk13091320310007-n1.htm


袴田事件再審請求:12月に最終意見書 静岡地裁へ提出
毎日新聞 2013年09月13日
 21時29分(最終更新 09月13日 23時30分)

弁護団の記者会見で、「再審が開始されることを願う」と話す袴田秀子さん(左)=静岡市葵区の県弁護士会館で2013年9月13日、荒木涼子撮影
 1966年に静岡県清水市(現静岡市)で起きた強盗殺人事件「袴田事件」の第2次再審請求の3者協議で13日、弁護団、静岡地検双方が12月2日に最終意見書を静岡地裁に提出することが決まった。
 同16日には、袴田巌死刑囚(77)の姉で再審請求申立人の秀子さん(80)や弁護団が意見陳述する。地裁が決定を出す前に、死刑囚本人の意見を聴く必要があるが、認知症などの疑いがあって面会も拒否しており、地裁が意見陳述の方法を検討している。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/select/news/20130914k0000m040071000c.html


袴田事件 裁判所が検察に証拠開示を勧告(静岡県)
静岡第一テレビ  9/13
22:29

再審請求中のいわゆる袴田事件で、裁判所は検察に、犯行着衣とされる「5点の衣類」についての証拠を開示するよう勧告した。この事件は、1966年、現在の静岡市清水区で袴田巌死刑囚がみそ会社の専務一家4人を殺害、放火したとされているもの。13日、静岡地裁で行われた三者協議で、裁判所は、弁護団からの申し立ての一部を認め、検察に対し、みそタンクから見つかった犯行着衣とされる「5点の衣類」について、事件直後からのタンクの状況などが記された捜査報告書など未開示の証拠を開示するよう勧告した。弁護団はこの証拠で、袴田死刑囚が衣類をタンクに隠すことは不可能だったと証明したい考え。静岡地検は「勧告の理由を検討したうえで対応する」と話している。
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8805763.html


袴田事件 2013年度中の再審開始の可否判断も
静岡朝日放送 2013年09月13日


 1966年旧清水市で一家4人が殺害された、いわゆる袴田事件の第2次再審請求で2013年度中にも裁判所が再審を開始するかどうかを判断する可能性が出てきた。弁護団・検察・裁判所による最後の3者協議が13日、開かれ、弁護団と検察がこれまでに開示された証拠などについて取りまとめた最終意見書を12月2日までに裁判所へ提出することが決まった。最終意見書の提出後には弁護団や袴田巌死刑囚の姉ひで子さんが意見を述べる法廷が開かれ、早ければ13年度中にも裁判所が再審開始の可否を判断する可能性が出てきた。
http://www.satv.co.jp/0100news/


袴田事件 年度内に再審可否判断か
SBS(静岡放送) 2013/09/13


旧清水市でみそ製造会社の一家4人が殺害されたいわゆる「袴田事件」の第2次再審請求-で弁護団は、12月に最終意見書を提出することを明らかにしました。これにより裁判所-は今年度中に再審の可否を判断する可能性が見えてきました。
 13日に開かれた裁判所、弁護団検察との三者協議の後、弁護団は会見を開き、最終意見-書を12月2日に提出することを明らかにしました。静岡地検も同じ日までに最終意見書-を提出する方針で、12月16日には審理が終結することになります。三者協議の中で裁-判所は再審開始の可否を判断する時期について示しませんでしたが、今年度中に判断が下-される可能性も見えてきました。
http://www.youtube.com/watch?v=eVyJ4VZq0co


袴田事件 再審可否、来春にも 12月16日に全審理終了
東京新聞 2013年9月14日 朝刊

 
 一九六六年に静岡県清水市(現静岡市清水区)でみそ製造会社の専務一家四人が殺害された袴田事件の第二次再審請求で、静岡地裁、静岡地検、弁護団の三者協議が十三日、地裁であり、地検と弁護団双方が十二月二日までに最終意見書を提出することを決めた。
 同十六日には、提出した最終意見書に基づき、弁護人や再審請求人で袴田巌死刑囚(77)の保佐人である姉秀子さん(80)が地裁で口頭で意見陳述し、地検も書面で意見を補充して全ての審理を終える。
 弁護団や地検によると、地裁は今回、再審の可否を決める時期について明言を避けたが、早ければ来年三月末までに決定が出る可能性がある。
 三者協議では、地裁が地検に対し、犯行時の着衣とされる「五点の衣類」が見つかったタンクの状況を記した捜査報告書や、みそ製造会社関係者の供述調書など一切の証拠を開示するよう勧告した。
 弁護団が今月五日に申立書を地裁に提出し、開示命令を出すように求めていた。
 地検の西谷隆次席検事は協議後の取材に「勧告理由について検討した上で適切に対応する」とした。
 <袴田事件> 1966年6月、静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務の住宅から出火、焼け跡から一家4人の遺体が発見された。県警は同年8月、強盗殺人容疑などで従業員袴田巌死刑囚を逮捕。袴田死刑囚は公判で無罪を主張したが、80年に死刑が確定。81年からの第1次再審請求は2008年に最高裁が特別抗告を棄却したが、姉秀子さんが同年に申し立てた第2次再審請求では、袴田死刑囚の否認調書が開示されたほか、犯行時の着衣とされた衣類に付着した血痕のDNA鑑定も実施された。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013091402000110.html



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袴田事件第2次再審請求:8団体が実行委員会を結成、統一署名開始。

袴田事件:再審の即時開始求め、支援者ら全国署名活動へ
毎日新聞 2013年09月10日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市清水区)で起きた「袴田事件」で、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)や「浜松 袴田巌さんを救う会」の寺沢暢紘さん(68)ら5人が9日、県庁で記者会見し、再審の即時開始を求める全国行動を始めることを明らかにした。
 各支援団体が今後、「全国集会実行委員会」として統一の署名活動を開始。来年1月、静岡地裁と静岡地検に、袴田死刑囚の健康状態を考慮し、即時再審開始▽刑の執行停止▽再審開始決定の場合、地検は異議申し立てを行わないことなどを要請するという。
 再審請求に絡み、弁護団は今月に入り、7月末に開示された供述調書など130通のほか、事件発生前後の死刑囚の本人供述などの記録について、新たに開示を申し立てている。【井上知大】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130910ddl2k2040183000c.html


「供述裏付ける書面」 袴田事件再審請求で弁護団
静岡新聞 9/10
07:36

 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害され、自宅が放火された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地検が7月に開示した供述調書・捜査報告書130通の中に、事件発生時に「従業員寮で寝ていた」とする袴田巌死刑囚(77)の供述を裏付ける可能性がある書面が含まれていたことが9日、弁護団などへの取材で分かった。

 弁護団や支援者によると、7月に開示された証拠を弁護団が分析したところ、袴田死刑囚の同僚が寮から専務宅の消火活動に向かう際、袴田死刑囚が自分の後を付いてきた―という趣旨の供述をしている事件当日付の書面があったという。

 弁護団の一人は、この書面を「検察が意図的に隠していたのではないか」としている。



再審開始求め1月全国集会

 「袴田事件」で、静岡地裁に第2次再審請求している袴田巌死刑囚(77)の支援者が9日、同市葵区の県庁で会見し、来年1月13日に再審開始を求める全国集会を同市内で開催する、と発表した。

 発表によると、来年春にも静岡地裁が再審開始の可否について判断する可能性が出てきたことを受け、弁護団と八つの支援団体で実行委を組織した。

 集会では、弁護団が最終意見書を解説するほか、講演などを予定している。翌14日には、静岡地裁と静岡地検に対して、署名を提出する。

 袴田死刑囚の姉秀子さん(80)=浜松市中区=は会見で「実行委を立ち上げていただき感謝している。私が今ここにいられるのも、支援者の支えがあるからこそ」と話した。
http://www.at-s.com/news/detail/775161511.html 

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2013年09月08日

死刑囚・袴田巌さん リベラシオン紙(フランス)が記事掲載

「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」も取材協力した
フランスのリベラシオン紙に、袴田巌さんの記事が
掲載されました。

Japon : une vie dans le couloir de la mort
LIBÉRATION 20 août 2013 à 19:06

RÉCIT Condamné en 1968 pour meurtres, Iwao Hakamada
est toujours en prison, malade. Sa culpabilité est contestée.

Par ARNAUD VAULERIN Correspondant à Kyoto

記事はこちらでご覧下さい。全文フランス語です。
http://www.liberation.fr/monde/2013/08/20/japon-une-vie-dans-le-couloir-de-la-mort_925898

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2013年08月19日

袴田巌さんの逮捕から47年 キャンドル・キャンペーン

袴田巌さんが逮捕されたてから47年目の8月18日、
静岡や東京の支援者が、静岡市葵区でキャンドル・
キャンペーンを行ないました。東京の救う会からも
3人が参加、一日も早い再審開始を求めました。

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袴田事件:「早期の再審開始を」 キャンドルキャンペーンを開催
毎日新聞 2013年08月19日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市清水区)で起きた「袴田事件」で第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)ら約30人が18日、同市葵区でキャンドルキャンペーンを開催し袴田死刑囚の無実を訴えた。
 袴田死刑囚は47年前の8月18日に逮捕された。支援者らはロウソクをともし、逮捕時刻の午後7時32分、秀子さんが「私には47年はあっという間だったが、巌には耐え難い年月だろう。一刻も早い再審開始を」と訴えた。
 また63年の「狭山事件」で無期懲役が確定、第3次再審請求中の石川一雄さん=仮釈放中=から「デタラメな証拠や判決は必ず暴かれる。ともに闘っていきたい」というメッセージも読み上げられた。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130819ddlk22040090000c.html


袴田事件で街頭広報(静岡県)
静岡第一テレビ  8/19 12:21


47年前、袴田巌死刑囚が警察に逮捕された日に合わせ、支援者らが静岡市葵区で無実と再審開始を訴えた。これは袴田死刑囚を支援する各団体の有志が行ったもの。18日夜は通り掛かった人たちにチラシを配ったほか、キャンドルに火をともして袴田死刑囚の無実を訴えた。また、袴田死刑囚の姉・秀子さんは「死刑判決が確定してから拘置所での様子がおかしくなった。47年の歳月がそうさせた」と語った。袴田死刑囚が警察に逮捕された日に合わせた街頭活動は初めてで、参加した支援者は「再審開始の最終局面に向かっているので盛り上げていきたい」と話している。
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8805649.html(動画があります)



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2013年08月03日

袴田事件:袴田巌さんの記事、動画が世界に配信されています

袴田巌さんを救う会が取材協力したフランスのAFP通信の記事が
インターネット上で公開されています。

Man nears half-century on Japan death row
By Hiroshi Hiyama/Published July 03, 2013/ AFP
http://www.foxnews.com/world/2013/07/03/man-nears-half-century-on-japan-death-row/(写真付き)
http://www.afp.com/en/node/994432

<AFP動画>
Japanese man nears half century on death row
http://www.youtube.com/watch?v=EEgIUkuNyt0

Japon: un condamné dans le couloir de la mort depuis 47 ans
http://www.youtube.com/watch?v=WWr1Rqg3_Gk

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2013年07月27日

袴田事件第2次再審 報道 〜証拠開示、7月26日三者協議関連


条件付きで証拠任意開示 袴田事件で静岡地検
静岡新聞 (2013/7/26 7:47)


 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地検は25日、捜査報告書などの証拠開示の可否について、部外者に内容を明かさないことを条件に任意開示に応じるとの意見書を静岡地裁と袴田巌死刑囚(77)の弁護団に提出した。地裁が5日に出した開示勧告自体は拒否している。
 弁護団の一人は「国家予算を使って集めた証拠の開示に地検が条件を付けるのはおかしい」と反発。条件を受け入れるかどうかの判断は、26日に地裁で開かれる地検、地裁との3者協議で明らかにするとしている。
 対象となっているのは捜査当時、袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者20人の供述調書・捜査報告書計130通。地裁は「仮に確定審で公判前整理手続きが実施されていれば(捜査報告書は)開示対象となっていたと考えられる」と、26日の3者協議で開示するよう地検に求めていた。
 これに対し地検は意見書で「再審事件には公判前整理手続きは適用できない」などと反論。ただ、「裁判所、弁護団、再審請求人以外に内容を明かさないことを条件に任意で提出する」とも述べ、弁護団などが口外しないことを約束すれば、開示する姿勢を示したという。
http://www.at-s.com/news/detail/738180705.html


袴田事件、地検が証拠開示勧告を拒否 条件付き提出
スポーツニッポン新聞 社会 7月26日 11:08


 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求審で、静岡地検が静岡地裁からの証拠開示勧告を拒否していたことが26日、弁護団への取材で分かった。

 弁護団によると、地検は内容を地裁と弁護団、再審請求人以外に公表しないことを条件に、任意で証拠を提出するとの意見書を25日に地裁などに提出した。弁護団が対応を検討している。

 開示勧告されていたのは、袴田死刑囚が事件への関与を否認した調書に名前が出てくる関係者20人に裏付け捜査をした際に作成された供述調書63通と捜査報告書67通。

 地検は拒否した理由を「供述者に不利益が生じる可能性がある」としているという。

 地検は今年3〜4月、弁護団や地裁の請求を受けて供述調書など計130通の存在を明らかにし、リストを提出したが、内容の開示は拒否。地裁が今月5日、内容も開示するよう勧告していた。

 弁護団の小川秀世弁護士は「裁判所に提出できるものが公表できないのはおかしい。40年以上前の証言で、供述者にどんな問題が生じるのか」と地検の姿勢を批判した。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/26/kiji/K20130726006298660.html


静岡地検、地裁の開示勧告を拒否 袴田事件の再審請求審
朝日新聞デジタル 7月26日 11時22分


 静岡県清水市(現静岡市清水区)で1966年に一家4人が殺害された袴田事件の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)の証拠開示勧告に対し、静岡地検が拒否する意見書を出したことが26日、弁護団への取材で分かった。開示する場合でも、「関係者のプライバシー保護」を理由に、弁護団や袴田巌死刑囚(77)の姉ひで子さん(80)以外には内容を明かさないことを条件としている。

 地裁が5日に出した開示勧告の対象は、被害者のみそ会社専務宅の消火活動にあたった消防団員や同社従業員らの調書など、証拠130点。26日午後に予定されている地裁、地検、弁護団の「三者協議」で取り扱いを協議する。弁護団の小川秀世事務局長は「開示に条件をつけるのはおかしい」と批判している。

 地裁は開示勧告で「事件から46年が過ぎ、証拠の公開がプライバシー侵害になるとは考えにくい」としていた。地検は意見書で、弁護団が一昨年、袴田死刑囚の取り調べの様子を録音した音声を公開したことを挙げ、「今回も弁護団が公表してプライバシー侵害になるおそれがある」と述べている。
http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY201307260064.html


袴田事件の証拠開示勧告、地検が拒否 「供述者に不利益生じる」
MSN産経ニュース 2013.7.26 11:45


 昭和41年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求審で、静岡地検が静岡地裁からの証拠開示勧告を拒否していたことが26日、弁護団への取材で分かった。

 弁護団によると、地検は、内容を関係者以外に公表しないことを条件に、任意で証拠を提出するとの意見書を地裁に出している。

 開示勧告されていたのは、袴田死刑囚が事件への関与を否認した調書に名前が出てくる関係者20人に裏付け捜査をした際に作成された供述調書など計130通。地検は拒否した理由を「供述者に不利益が生じる可能性がある」などとしている。

 弁護団の小川秀世弁護士は「裁判所に提出できるものが公表できないというのはおかしい。40年以上前の証言で、供述者にどんな問題が生じるのか」と地検の姿勢を批判した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130726/trl13072611460003-n1.htm


地検が証拠130点開示=袴田事件再審請求審−静岡地裁
時事通信 (2013/07/26-21:16)


 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は26日、静岡地検や袴田巌死刑囚(77)の弁護団と3者協議を開いた。地検は事件関係者の供述調書など130点の証拠を開示した。
 地検の西谷隆次席検事は「確定判決の証拠構造と関連がなく、開示の理由はないが、審理の終盤を迎えていることに鑑みて任意開示する」としている。地裁が5日、地検に開示を勧告していた。
 開示されたのは、関係者20人に関する供述調書63点と捜査報告書67点。弁護団の小川秀世弁護士は「袴田死刑囚のアリバイを裏付けるものがあるはず。有効に活用して再審に向け努力したい」と話している。
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b8%d3%c5%c4%b4%e0&k=201307/2013072601002


袴田事件再審請求:供述調書など130通、地検が開示
毎日新聞 2013年07月26日 21時58分


 1966年に静岡県清水市(現静岡市)で起きた強盗殺人事件「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地検は26日、当時の関係者の供述調書など130通を新たに開示した。弁護団は袴田巌死刑囚(77)の否認調書を裏付ける可能性もあるとみており、新証拠となるかが焦点となる。

 開示されたのは、一家4人が殺害されたみそ製造会社専務宅の放火時、駆け付けた消防団員ら20人の供述調書と捜査報告書。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/select/news/20130727k0000m040091000c.html


袴田事件再審、来春にも可否判断 
中日新聞(配信:共同) 2013年7月27日 01時52分


 1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求で、弁護団が「11月末をめどに最終意見書を提出したい」との意向を静岡地検、静岡地裁との3者協議で表明していたことが26日、関係者への取材で分かった。来年春までに地裁が再審可否の決定を出す可能性が出てきた。

 静岡地検は同日、「関係者以外に内容を公表しない」との条件で、未開示だった関係者の供述調書などを静岡地裁と弁護団に任意提出した。

 弁護団は「提出された証拠を精査し、最終意見書の作成に取りかかるかどうか判断したい」としている。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013072601002192.html


再審可否、年度内判断も 袴田事件
静岡新聞 (2013/7/27 8:15)


 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地裁、静岡地検、袴田巌死刑囚(77)の弁護団による三者協議が26日、地裁で開かれ、弁護側は11月末までに最終意見書を提出する方針を示した。検察側も弁護側に合わせる意向で、地裁が本年度内にも再審開始の可否を判断する可能性が出てきた。
 弁護団が会見で明らかにした。地検は同日の三者協議で、部外者に公開しないとの条件で、袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者20人の供述調書・捜査報告書計130通を地裁と弁護団に任意で開示した。弁護団は今後、開示された証拠の分析に取り掛かり、9月の次回協議で最終意見書の提出時期をあらためて調整する方針。
 三者協議に先立ち、犯行着衣とされる「5点の衣類」のうちのズボンについて「サイズが小さ過ぎ、袴田死刑囚の物ではない」と鑑定した静岡大の沢渡千枝教授(被服学)の証人尋問が行われた。
 証拠調べは事実上これで終了し、弁護団は「遅くとも来年3月までには裁判所に(再審開始の可否を)決定してほしい」と求めた。地検の西谷隆次席検事も「弁護団と同じ時期に最終意見書を出したい。次回協議で互いの進捗(しんちょく)状況を確認して提出時期を詰めたい」と、弁護側と歩調を合わせる意向を示した。
http://www.at-s.com/news/detail/738181050.html


11月にも最終陳述書、袴田事件で弁護団
読売新聞 静岡 (2013年7月27日)


 清水市(現・静岡市清水区)で1966年、みそ会社専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、袴田巌死刑囚(77)の弁護団と静岡地検、静岡地裁でつくる三者協議が26日、同地裁であり、弁護団が11月末にも最終意見陳述書を同地裁に提出することが決まった。9月13日に開かれる次回の三者協議で提出時期などが話し合われる。地裁は陳述書の提出を受け、再審開始の可否について判断する。

 26日の三者協議では、地検は弁護団に対し、袴田死刑囚の否認調書に登場する、みそ会社従業員や専務宅の消火活動をした消防団員ら関係者20人の供述調書や捜査報告書計130通を開示した。

 26日に記者会見した弁護団は「再審請求は佳境を迎えている。これらの証拠を検証し、最終意見陳述書に反映する」としている。

 一方、静岡地検の西谷隆・次席検事は「再審請求は終結に近付いているが、弁護団の主張に新規かつ明白な証拠が含まれているとは考えていない」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130726-OYT8T01592.htm


袴田事件 地検が一転、証拠開示
中日新聞【静岡】 2013年7月27日


 静岡市清水区で一九六六年、みそ製造会社の専務一家四人が殺害された袴田事件の第二次再審請求で、静岡地裁、静岡地検、弁護団の三者協議が二十六日、同地裁であった。地検は第三者に公表しないことを条件に、袴田巌死刑囚(77)の否認調書を裏付ける可能性のある消防団員と同社従業員ら二十人の供述調書など計百三十通の証拠を開示した。

 地検は三〜四月に出した意見書で証拠の存在を認めてリストを提出したが、内容を明かすのを拒んだため、地裁が今月五日、地検に開示勧告。地検は関係者のプライバシー保護を理由に勧告を拒否したが、条件付きでの開示に応じた。

 三者協議では、弁護団が十一月末ごろをめどに最終意見書を提出する意向を明らかにし、地検も応じる方針を示した。次回九月十三日の協議で、最終意見書の提出時期や再審開始の可否を判断する時期が正式に決まる可能性がある。

 協議に先立ち、地裁では犯行時の着衣とされる「五点の衣類」が袴田死刑囚のものではないとする鑑定書を提出した沢渡千枝静岡大教授(被服学)の証人尋問も実施し、全ての証拠調べを終えた。

 尋問後、西嶋勝彦弁護団長は「再審開始しか考えられない。来年三月には決定をいただきたい」と述べた。地検の西谷隆次席検事は「鑑定結果などは再審開始理由である新規かつ明白な証拠に当たらない」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130727/CK2013072702000080.html


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2013年07月06日

袴田事件第2次再審 報道 〜静岡地裁、130点の証拠開示を地検に勧告


袴田事件で調書130通の開示勧告 静岡地裁
MSN産経ニュース 2013.7.5 18:43


 昭和41年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求審で、静岡地裁が5日、静岡地検に袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者20人の供述調書や捜査報告書計130通を開示するよう勧告したことが弁護団への取材で分かった。

 供述調書は、地検が3〜4月の三者協議で存在を認め、リストを提出していた。

 弁護団や捜査関係者によると、地検は勧告を受け入れ、早ければ、26日の協議で開示するとみられる。地裁は開示を勧告した理由を「袴田死刑囚が当時の自分の行動として説明していた供述の信用性に関わる可能性がある」と説明している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130705/trl13070518460003-n1.htm


調書など130点の開示勧告=袴田事件再審請求で−静岡地裁
時事ドットコム (2013/07/05-21:13)


 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は5日、検察側に対し、事件関係者の供述調書など130点の証拠を開示するよう勧告した。袴田巌死刑囚(77)の弁護団が明らかにした。静岡地検の西谷隆次席検事は「勧告の内容を精査した上、適切に対応したい」としている。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201307/2013070500851&g=soc


袴田事件の再審請求、地検に証拠開示勧告 静岡地裁
静岡新聞 (2013/7/6 7:41)


 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地裁は5日、静岡地検に証拠を開示するよう勧告した。同日、袴田巌死刑囚(77)の弁護団が明らかにした。
 弁護団によると、勧告の対象は、袴田死刑囚の否認調書に登場する消防団員やみそ製造会社の従業員ら関係者20人の未開示供述調書・捜査報告書計130通。地裁は、袴田死刑囚が事件当時の行動として説明していた供述や自白の信用性に関連する可能性がある、と判断したとみられる。地裁、地検、弁護団による今月26日の3者協議で開示するよう求めているという。
 弁護団の小川秀世弁護士は「袴田さんのアリバイにもなりうる。自白調書の信用性を否定する材料にしたい。検察は速やかに開示すべきだ」と強調した。
 静岡地検の西谷隆次席検事は「勧告理由を精査した上で適切に対応したい」と述べた。 地検は今年に入り、130通のリストを提示したが、中身の開示は拒否していた。仮に勧告に応じなければ、地裁が開示命令を出す可能性がある。
http://www.at-s.com/news/detail/696036108.html


袴田事件:捜査資料の開示勧告 再審請求で地裁が地検に /静岡
毎日新聞 2013年07月06日11時22分 地方版


 「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地裁は5日、当時の関係者の供述調書など捜査資料130通を開示するよう静岡地検に勧告した。早ければ26日、弁護団も交えた3者協議で開示される可能性がある。

 地裁は勧告理由として、袴田巌死刑囚(77)の供述の信用性や、犯行当時の着衣とされた「5点の衣類」との関連などがあるとしている。

 同日会見した弁護団の小川秀世弁護士は「地検は直ちに開示すべき。新たな証拠が見つかる可能性があるはず」と話した。一方、地検の西谷隆次席検事は「勧告理由について精査した上、適切に対応したい」とコメントした。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130706ddlk22040211000c.html


証拠開示を地検に勧告 袴田事件再審請求で地裁
中日新聞 2013年7月6日


 静岡市清水区で一九六六年、みそ製造会社の専務一家四人が殺害された袴田事件の第二次再審請求で、静岡地裁は五日、袴田巌死刑囚(77)の否認調書を裏付ける可能性のある消防団員と同社従業員ら二十人の供述調書や、捜査報告書計百三十通を開示するよう静岡地検に勧告した。

 弁護団が明らかにした。地検は二十六日にある次回の三者協議で開示に応じる可能性がある。

 弁護団によると、地裁は勧告理由を「袴田死刑囚が当時の自分の行動として説明していた供述の信用性に関わる可能性がある」と説明している。地検は三〜四月の三者協議で調書などの存在を認めてリストを提出したが、再審請求の趣旨と関連がないとして開示を拒んでいた。

 静岡県庁で会見した弁護団の小川秀世事務局長は「再審請求開始に近づけると確信している。検察は速やかに開示するべきだ」と強調した。

 地検の西谷隆次席検事は「勧告理由を精査し、適切に対応したい」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130706/CK2013070602000073.html



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2013年05月29日

袴田事件第2次再審 新聞報道〜ギネス、証拠開示関連、証人尋問、成年後見人申請却下

袴田巌死刑囚:「世界で最長収監」としてギネス認定
毎日新聞 2013年04月09日
 03時28分(最終更新 04月09日 03時35分)

 1966年に清水市(現静岡市清水区)で起きた強盗殺人「袴田事件」の袴田巌(はかまだいわお)死刑囚(77)が「世界で最も長く収監されている死刑囚」としてギネス世界記録に認定されたことが分かった。第2次再審請求中の弁護団は「世界が、袴田死刑囚の境遇に関心を抱いていることを知ってほしい」と話している。
 英ギネスワールドレコーズの日本法人などによると、75歳の誕生日である11年3月10日付で、独自調査に基づき同社が認めた。認定の対象は、1審・静岡地裁で死刑判決を受けた68年9月11日から、2010年1月1日の「42年間」。ただし今も東京拘置所に収監中だ。
 死刑確定後の拘束期間は名張毒ぶどう酒事件の奥西勝死刑囚(87)らの方が長いが、1審判決以降「死刑囚としての拘束」が続いているとして、袴田死刑囚が最長と判断した。
 公式サイトでは「独房に暮らし、許可なく看守と会話もできない。長年にわたって面会者もなく、長期間の孤独で精神の健康がどうなっているか重大な懸念がある」と紹介。弁護団や姉秀子さん(80)も知らず、昨年末に支援者が気づいた。
 袴田死刑囚は認知症などの疑いがあり10年8月以降、秀子さんらの面会を拒否。再審請求審は、証拠衣類のDNA型鑑定で確定判決と食い違う結果も出て、静岡地裁で審理が続いている。【平塚雄太】
http://mainichi.jp/select/news/20130409k0000m040146000c.html


袴田事件 証拠に聴取内容20人分
中日新聞 静岡版 2013年4月20日

 
◆地検が67通リスト提出
 清水市(現静岡市清水区)で一九六六年、みそ製造会社の専務一家四人が殺害された袴田事件の第二次再審請求で、静岡地検は十九日、静岡地裁に意見書を提出した。袴田巌死刑囚(77)の否認調書を裏付ける可能性のある消防団員ら関係者二十人の捜査報告書など六十七通の証拠の存在を明らかにしたが、報告書の内容の開示は拒んだ。
 意見書によると、二十人は六六年七〜八月に取られた袴田死刑囚の否認調書二通に登場する消防団員やみそ製造会社従業員ら。捜査報告書には県警や地検が二十人から聴取した内容を記載している。
 弁護団は「否認を裏付ける可能性がある」と報告書の内容の開示を求めていたが地検は「再審請求の趣旨と関連がない」と拒否した。
 地検は三月に地裁に提出した意見書の中で、捜査報告書の基になった消防団員ら関係者十五人の供述調書計六十三通の存在を認め、リストを開示したが、今回と同様、内容の開示は拒んだ。
 袴田死刑囚の支援者ら約十人は十九日、地裁と地検を訪れ、未開示の証拠を速やかに開示するよう求めた。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130420/CK2013042002000089.html


未開示捜査報告書 検察がリスト提示 袴田事件再審請求
静岡新聞 2013/4/20 8:20



 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地検は19日、証拠開示についての追加意見書を静岡地裁に提出した。この中で、袴田巌死刑囚(77)の否認調書に登場する関係者20人の未開示捜査報告書計67点が存在することを認めてリストを提示したが、中身自体の開示は拒否した。
 地検は開示拒否について、「弁護団は再審請求の理由で(犯行着衣とされる)『5点の衣類』が袴田死刑囚のものではないと主張している。しかし、捜査報告書の内容は衣類と関連性がない」と説明している。一方、弁護団は「検察は公益の代表者として、無実の人を救済するために証拠開示に応じるべき」と主張していて、今後も中身の開示を検察側に命じるよう、地裁に求めるとみられる。
 証拠開示をめぐって同地検は3月、同地裁の要請に応じ、袴田死刑囚の否認調書に現れる関係者15人の供述調書63点のリストだけを示した。今回、明らかになった捜査報告書は66年6〜9月に県警が裏付け捜査した際に作成され、否認調書に登場する15人のほか、新たに5人の名前が加わっている。
http://www.at-s.com/news/detail/618043087.html


捜査報告書67通も未開示 袴田事件再審請求で検察側
日本経済新聞 2013/4/20 10:22


 静岡県清水市(現静岡市清水区)で1966年に一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求審で、静岡地検は20日までに、未開示の捜査報告書67通の存在を認め、静岡地裁にリストを提出した。
 報告書そのものの開示は拒否した。西谷隆次席検事は理由を「再審請求審の争点とは関係がない」と説明している。
 3月分と合わせると、捜査書類計130件のリストが提出された。弁護団は「無罪を証明する重要な証拠」として引き続き、捜査書類の開示を請求する。
 今回提出されたのは、2011年に開示された袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者22人のうち20人に関する県警の捜査報告書のリスト。事件発生直後の66年6月30日から、袴田死刑囚の逮捕を挟み、同年9月14日にかけて作成された。
 弁護団の請求を受け、地裁が今年1月、22人の供述を含む未開示証拠の存在の有無と開示の可否を回答するよう地検に指示。地検は3月に22人中15人の供述調書63通のリストを提出した。今回はこれに追加する形で地裁に提出された。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1904U_Q3A420C1CC0000/


袴田事件:捜査報告書、67通の存在判明 /静岡
毎日新聞 2013年04月20日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市清水区)で起きた「袴田事件」の第2次再審請求で、当時の捜査報告書67通が存在することが新たに分かった。静岡地検が19日提出した意見書で明らかにした。
 静岡地検の西谷隆次席検事は同日、「(報告書は)再審請求理由とは関連しない」と話し開示の必要はないとしたが、弁護団は「袴田死刑囚の否認を裏付ける可能性がある」として開示の必要性を訴えていくという。
 報告書は、弁護団が3月の3者協議で、66年7〜8月に作成された袴田巌死刑囚(77)の否認調書に登場する人物に関するものがあるはずと主張。地検に存否を明らかにするよう求めていた。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130420ddlk22040193000c.html


袴田死刑囚、後見人申し立て却下 東京家裁、2度目
共同通信  2013/05/24 21:07
 

 1966年に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑判決を受け、第2次再審請求中の袴田巌死刑囚(77)の弁護団は24日、袴田死刑囚には認知症の疑いがあり、正常な判断ができないとして姉の秀子さん(80)が申し立てていた成年後見人の選任が東京家裁に再び却下されていたことを明らかにした。
 弁護団によると、却下は21日付。東京家裁は、必要性を判断するための精神鑑定が実施されていないことを理由としている。弁護団は即時抗告する方針。
 袴田死刑囚の成年後見人申し立てが却下されるのは2008年7月に続き2度目。
http://www.47news.jp/CN/201305/CN2013052401002502.html



袴田死刑囚 「5点の衣類」検証 
産経新聞 静岡 2013.5.25 02:04


 昭和41年に清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求で、犯行時の着衣とされる「5点の衣類」の真偽を検証する証人尋問が24日、静岡地裁で行われた。
 「5点の衣類」は、事件から約1年後にみそ工場のタンクから発見され、その後、弁護側が衣類をみそに漬ける実験を行っていた。証人として出廷した支援団体の山崎俊樹さん(59)は会見で「実験の結果、衣類は1年以上漬かっていたとは思えず、短時間で同じものができることを訴えた」と述べた。また会見で、袴田死刑囚に認知症の疑いがあることから昨年4月、成年後見の開始を東京家裁に請求していたが、今月21日に却下されたことが分かった。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130525/szk13052502050002-n1.htm


着衣「簡単に再現」 支援者、尋問で証言 袴田事件再審請求
静岡新聞 2013.5.25 8:00


 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、事件発生から1年2カ月後にみそタンクで見つかり、犯行着衣とされた「5点の衣類」に関する変色実験を実施した袴田巌死刑囚(77)の支援者への証人尋問が24日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)で、非公開で行われた。支援者は「5点の衣類と同じものを短時間で作り出せる」と証言した。
 弁護側証人として出廷したのは「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」の山崎俊樹事務局長(59)。過去3回、同種の衣類をみそに漬け、衣類や付着した血液の変色具合を実験。「5点の衣類は1年以上もみそ漬けになってはいない」と結論付け、袴田死刑囚の無実を裏付ける新証拠の一つとしている。
 弁護団は尋問後の会見で「犯行着衣に重大な疑問があると突き付けることができた」とし、捜査機関による証拠品捏造(ねつぞう)の可能性をあらためて主張した。
 弁護団によると、検察側は生地やみその成分の違いなど実験方法について主に尋ねたという。これまでに地裁に提出した意見書で、検察側は「いずれの実験も、5点の衣類が漬かっていた状態を正確に再現したものではない」と反論している。
http://www.at-s.com/news/detail/681482469.html


袴田事件:東京家裁、姉による成年後見人申請却下
毎日新聞 静岡 2013年05月25日


 「袴田事件」の第2次再審請求で、弁護団は24日、袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)による死刑囚の成年後見人申請を東京家裁が21日付で却下したことを明らかにした。
 家裁は却下理由を「精神鑑定ができないため」としている。弁護団によると死刑囚は「誰にも会いたくない」と鑑定を拒否しているという。秀子さんは2008年6月にも申請が却下されたが、09年3月には再審請求も可能となる成年後見制度の保佐人になった。【荒木涼子】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130525ddlk22040206000c.html


袴田死刑囚の後見人を却下
朝日新聞 2013年5月25日


静岡県で1966年に一家4人を殺害したとされる袴田巌(いわお)死刑囚(77)=第2次再審請求中=の弁護団は24日、袴田死刑囚が心神喪失状態にあるとして、姉ひで子さん(80)を後見人とする申し立てをしたところ、東京家裁(小西洋家事審判官)に 却下されたと発表した。21日付。東京高裁に即時抗告する方針…(続きは会員のみ)
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305240730.html

posted by 袴田巌さんを救う会 at 22:33| 袴田事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月01日

袴田事件再審請求:DNA鑑定に関する意見書 弁護団、検察双方が     静岡地裁に提出

袴田事件:DNA鑑定、弁護団「新証拠」と意見書 地検は「信用性低い」
毎日新聞 2013年03月30日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市清水区)で起きた袴田事件で、静岡地検と第2次再審請求弁護団の双方が29日、DNA型鑑定に関する意見書を静岡地裁に提出した。袴田巌死刑囚(77)のものとされた証拠衣類の血痕が、判決と矛盾し本人のものとは違うなどとしたDNA型鑑定結果について、弁護側は「再審を開始すべき新規明白な証拠」と主張。検察側は衣類が古いことなどを理由に「信用性が低い」と証拠能力はないとした。
 弁護団は意見書で、弁護側推薦鑑定人の本田克也・筑波大学大学院教授(法医学)が鑑定で、明確に判決と矛盾する結果を出したと指摘。「一般的ではない方法で血液からDNA型を抽出しており信用できない」とする検察側の主張に対し、「本田教授が予備実験で正確性を検証している」と反論し、信頼できる結果だとした。
 その上で検察側推薦鑑定人の一部結果も総合し、「判決に合理的な疑いが生じ、袴田巌に無罪を言い渡すべき」と述べた。
 一方、検察側は書面を明らかにしなかったが、千葉雄一郎次席検事が記者団に「証拠衣類の血痕が袴田死刑囚のものかどうか、判断するだけの十分な鑑定ができたとは認められない」と話した。
 千葉次席検事は、証拠衣類が1967年に発見された古い試料であると指摘。書面では、良好とは言えない長期の保管状態の中で捜査員などの汗や唾液が混じり、そのDNA型が検出された可能性がある▽(本田教授のDNA型抽出方法は)一般的ではなく正当性を裏付ける論文がない▽複数の専門家が結果に疑問を示した−−ことなどを問題点として挙げたという。【平塚雄太】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130330ddl2k2040060000c.html


DNA型鑑定結果に地検と弁護側意見書 袴田事件
産経新聞 静岡 2013.3.30 02:46


 昭和41年に清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の第2次再審請求で、静岡地検と弁護団は29日、静岡地裁に犯行時の着衣とされる衣類についてのDNA型鑑定の結果に対する意見書を提出した。
 再審請求をめぐっては昨年11月から検察、弁護側がそれぞれ推薦した鑑定人に対する尋問を非公開で実施。弁護側鑑定人と検察側鑑定人がそれぞれ2回法廷に呼ばれ、鑑定の信頼性を検証していた。
 今回の意見書はその結果を踏まえたもので、検察側は、鑑定資料が古いため、弁護側の鑑定結果は信頼性が低いという従来の主張を意見書に盛り込んだ。千葉雄一郎次席検事は「再審に値する明白な証拠とはいえない」と話した。
 一方、弁護側も、DNA型鑑定の結果について、袴田死刑囚と衣類の血痕は一致しないことを改めて主張。「犯人であるという事実認定は大きく揺れる結果になった」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130330/szk13033002470001-n1.htm


DNA鑑定で意見対立 袴田事件2次再審請求
静岡新聞 西部版 2013/3/30 8:04


 静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、袴田巌死刑囚(77)の犯行着衣とされる衣類で実施されたDNA鑑定について、弁護側と検察側は29日、鑑定を総括した意見書を静岡地裁に提出した。弁護側が「鑑定の結果、確定判決に合理的疑いが生じた」とする一方、検察側は「(鑑定結果に)信用性はなく、再審無罪とする明白な証拠ではない」とし、正反対の内容となった。

 今回の鑑定の主な争点は、(1)血液由来のDNAだけを抽出できるか(2)2回以上にわたって同じ結果が得られていない「再現性」の不十分さをどう評価するか―の2点。

 (1)について弁護側は「鑑定に使ったのは血液が多量に付着した部分。誤って混入した他のDNAの可能性は低い」と主張した。弁護側鑑定人はさまざまなDNAの中から精子のDNAだけを抽出できる手法が独自に応用され、血液由来と信用できると評価した。これに対し、検察側は「事件当時はDNA鑑定自体がなく、他人のDNAが混入した可能性もある」と反論した。弁護側鑑定人の手法も他の専門家らの参考意見から、一般的に確立された手法でなく、信用性は低いとした。

 (2)に関しても、弁護側は「試料が劣化していたが、信用できるキットを用いている」としたが、検察側は「再現性のない結果を、鑑定できたとは認められない」と対立した。
 静岡地裁は今後、双方の意見書を基に、鑑定の信用性を検討する。ただ、第2次再審請求審自体が現在も継続中で、終結のめどは立っていない。



 「袴田事件」第2次再審請求DNA鑑定
 2011年8月〜12年4月、犯行着衣とされる「5点の衣類」に付着した血痕と、袴田巌死刑囚や被害者のDNA型を弁護側、検察側の鑑定人がそれぞれ比較した。弁護側鑑定人は「全て不一致」と否定したが、検察側鑑定人は「完全に一致するDNA型は認められなかった」などと曖昧だった。昨年11、12両月に行われた両鑑定人への尋問でも、「袴田死刑囚が真犯人でないことを示す新証拠」とする弁護側に対し、検察側は「再審開始理由の『明白な証拠』に当たらない」と主張し、評価が割れている。
http://www.at-s.com/news/detail/618036795.html


posted by 袴田巌さんを救う会 at 00:54| 袴田事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

写真:「袴田巖さんは無実だ!バースデー・リレーアピール」

3月10日(日)に有楽町マリオン前で行われたリレーアピールの写真です。

 
  DSC01301.JPG      DSC01310.JPG
桜井昌司さん(布川事件冤罪被害者)    菅家利和さん(足利事件冤罪被害者) 

  DSC01415.jpg        DSC01339.JPG
柳原浩さん(氷見事件冤罪被害者)   輪島功一さん(元世界ジュニアミドル級王者) 

  DSC01292.jpg       DSC01440.jpg
福島みずほさん(社民党党首)       袴田秀子さん


「無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会」からは、門間代表、副代表の家族で構成する
門間ゴスペルファミリーが、袴田巌さんのお母さんへの思いを汲んで、
 ♪「故郷」(ふるさと)(松本勝子作詞、山本功作曲、山口誠編曲)
という曲を演奏、歌いました。

    スキャンしたイメージ 121970002.jpg
(スタッフの不手際で写真を掲載できません。
 他会場での写真で失礼します)






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2013年03月03日

袴田事件:三者協議の報道

袴田事件:2次再審請求 弁護団、証人尋問求める 衣類鑑定の静大教授
毎日新聞 2013年03月01日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市清水区)で4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、弁護団がDNA型鑑定の鑑定人尋問に続き、犯行時の着衣とされた衣類について専門家の証人尋問を求める意見書を静岡地裁に提出したことが28日、分かった。
 第2次再審請求では、袴田巌死刑囚(76)が犯行時に着ていたとされ、みそタンクの中から見つかった証拠のズボンが小さすぎるとする鑑定などを新証拠として提出した。今回尋問を求めた証人は、糸の密度から衣類の大きさを鑑定した静岡大学教育学部の沢渡(さわたり)千枝教授(被服学)と、衣類をみそに漬けた時の変色について実験した支援団体の山崎俊樹さんの2人。
 これまで衣類の血痕についてDNA型鑑定が行われ、袴田死刑囚のものと一致しないDNA型が見つかったが、検察側が「試料が古く鑑定は信用できない」と証拠能力を争っている。
 弁護側は、ズボンの大きさの新証拠についても裁判所での十分な調べを求め、再審を勝ち取っていく考え。
 意見書は26日付。1日には同地裁で3者協議が開かれ、今後の予定などが話し合われる見通し。【平塚雄太】
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130301ddl2k2040118000c.html

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再審請求めぐり三者協議 袴田事件
日本経済新聞 2013/3/1 13:08


 1966年に静岡県で一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌死刑囚(76)の第2次再審請求について話し合う静岡地裁、静岡地検、弁護団による三者協議が1日、地裁で開かれた。
 犯行時に着ていたとされる衣類に付着した血液のDNA鑑定結果を検証する手続きが今年1月で終了したことを受け、今後の進行や新たな証拠開示などについて協議するとみられる。
 鑑定は2011年から昨年にかけて実施。検察側、弁護団がそれぞれ推薦した専門家2人が、衣類に付いた血液のDNA型が袴田死刑囚と被害者のものと同一かを調べた。双方の鑑定結果は被害者の血液かどうかについては意見が分かれたが、袴田死刑囚のものとは違うという点では一致した。地裁は昨年11月から4回にわたって双方の専門家を尋問し鑑定結果の信頼性を検証していた。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0101B_R00C13A3CC0000/


袴田事件に未開示調書63通 静岡地検、弁護側にリスト示す
産経新聞 2013.3.1 13:35


 1966年に静岡県で一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌死刑囚(76)の第2次再審請求審で、静岡地検は1日、袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者15人の供述調書計63通が存在することを認め、そのリストを明らかにした。調書そのものの開示は拒否しており、地裁が今後判断する。
 同日地裁で開かれた静岡地裁、静岡地検、弁護団による三者協議の終了後、弁護団が明らかにした。調書は2011年に開示された袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者に裏付け捜査を実施した際に作成したとみられ、弁護団が存在の有無の確認や開示を求めていた。弁護団の小川秀世弁護士は「否認を裏付ける可能性が高く、再審にまた一歩近づいたのではないか」としている。
 地裁は同日、5月24日に弁護側証人の尋問を実施することも決めた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130301/trl13030113360001-n1.htm


袴田事件で三者協議 衣類の証人尋問決定
産経新聞 2013.3.1 14:10


 昭和41年に静岡県清水市(現静岡市)で一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌死刑囚(76)の第2次再審請求で、静岡地裁と静岡地検、弁護団による三者協議が1日、静岡地裁で行われた。協議では、犯行時に袴田死刑囚が着用していたとされる「5点の衣類」の真偽を検証する証人尋問を、5月24日に実施することが決定した。
 また、袴田死刑囚の否認調書に登場する関係者15人の供述調書計63通が存在することを静岡地検が認め、そのリストを公開。調書そのものの開示は拒否しており、地裁が今後、開示の是非を判断する。
 「5点の衣類」は、事件から1年以上経過してからみそ製造工場のみそタンクから発見。弁護側は「警察側の捏造(ねつぞう)」として、衣類をみそにつける実験を行い、これまでに裁判所に提示していた。
 弁護側は協議後の会見で、証人尋問後に「5点の衣類は発見直前に(みそタンクに)入れられたものだと分かるだろう」と述べ、「再審開始決定に一歩前進した」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130301/trl13030114100002-n1.htm


支援者の証人尋問実施へ 袴田事件
中日新聞 2013年3月2日

 
◆「否認」調書リスト開示
 袴田事件の第二次再審請求で、静岡地裁は一日、袴田巌死刑囚(76)の犯行時の着衣とされ、事件現場のみそ製造会社のみそタンクの中から見つかったズボンの変色について実験した支援者の証人尋問を五月二十四日に行うことを決めた。地裁でこの日開かれた弁護団、地裁、静岡地検の三者協議で確認した。再審請求で支援者の証人尋問は初めて。
 ズボンは一審公判中に血の付いた状態でタンクから見つかったが、弁護団は「捜査機関の捏造(ねつぞう)だ」と主張。みそに長期間漬けられることによるズボンの変化を調べたこの支援者に実験結果などを聞く。
 また地裁は検察側の求めに応じ、捜査段階で押収した袴田死刑囚のベルトの証拠調べを六月二十八日にすることも決めた。
 弁護団は「ズボンはサイズが小さくてはけなかった」と主張しており、死刑囚の当時のウエストを調べるため、使っていたベルトの穴を特定してサイズを確認する。
 検察側はこの日提出した意見書の中で、袴田死刑囚の否認調書を裏付ける消防団員ら関係者十五人の供述調書六十三通の存在を認め、リストを開示した。供述調書の内容は「再審請求の趣旨と関連性がない」などと開示を拒んだ。
 弁護団は三月二十二日までに反対の意見書を提出し、地裁がその後、開示するかを判断する。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130302/CK2013030202000080.html


犯行時の着衣、検証へ 静岡、袴田事件第2次再審請求
朝日新聞 2013年3月2日


 清水市(現静岡市清水区)で1966年に一家4人を殺害したとされる袴田巖死刑囚(76)の第2次再審請求で、静岡地裁は1日、犯行時の着衣とされる「5点の衣類」をめぐり、検察側請求の革製ベルトの検証と、弁護団請求の証人尋問の実施を決めた。
 非公開の三者協議の後、弁護団が会見で明かした。<続きは会員登録が必要>
http://www.asahi.com/area/shizuoka/articles/TKY201303010488.html


袴田事件:66年、15人の供述調書 協議で地検、存在明かす 否認を裏付けか
毎日新聞 2013年03月02日 静岡版


 1966年に清水市(現静岡市清水区)でみそ製造会社の専務一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求で、静岡地検、弁護団、静岡地裁による3者協議が1日、同地裁で開かれた。地検は同日付の意見書で、袴田巌死刑囚(76)の否認調書を裏付ける可能性がある関係者15人の供述調書計63通の存在を明らかにした。調書の開示は拒否しており、弁護団は開示を求めていく。【平塚雄太】
 15人は、一家が殺害、放火された時に消火などのため駆け付けた会社従業員や消防団員ら。袴田死刑囚は当時1人で現場近くの会社の寮にいて、火事が起きてから消火に加わったと供述していた。袴田死刑囚が容疑を否認した66年7〜8月の調書2通の中に15人の名前が登場し、県警と地検が裏付けのために聴取したとみられる。調書の作成は同年7〜10月。
 弁護団は、「否認を裏付ける可能性がある」と期待し、これらの調書に基づく捜査報告書もあるとみて、協議で地検に開示を求めた。地検は存否について4月19日までに回答する予定。

 ◇支援者・山崎さん、5月に証人尋問
 また地裁は協議で、弁護団が求めた支援者の山崎俊樹さん(59)の証人尋問を5月24日に行うことを決めた。
 袴田死刑囚の有罪の証拠とされた衣類は、事件から約1年2カ月後、会社のみそタンクの中から見つかった。弁護団は袴田死刑囚のものではないと主張したが、判決で退けられた。山崎さんは衣類の変色具合がおかしいとの実験報告書を作成。証拠は捏造(ねつぞう)されたものとする主張を補強するとして、弁護団は第2次再審請求の新証拠の一つとしている。
 再審請求で行われることが少ない事実調べの手続きが、DNA型鑑定とその鑑定人尋問に続き行われることになり、西嶋勝彦弁護団長は、「再審開始に近づいていると感じる」と話した。
 静岡地検の千葉雄一郎次席検事は1日、63通の調書について「証拠の衣類が袴田死刑囚のものではないとする弁護団の主張と関連はなく、開示の必要性を感じない」と話した。
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130302ddlk22040181000c.html

posted by 袴田巌さんを救う会 at 18:36| 袴田事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする