袴田事件(1966年)でいったん確定した死刑が再審(やり直し裁判)で覆り、改めて無罪が確定した元プロボクサー・袴田巖さん(88歳)の主任弁護人を務めた小川秀世・弁護団事務局長が、講演で静岡地裁(國井恒志裁判長)の再審判決の内容を批判した。・・・・・
https://www.keiben-oasis.com/32143
袴田事件(1966年)でいったん確定した死刑が再審(やり直し裁判)で覆り、改めて無罪が確定した元プロボクサー・袴田巖さん(88歳)の主任弁護人を務めた小川秀世・弁護団事務局長が、講演で静岡地裁(國井恒志裁判長)の再審判決の内容を批判した。・・・・・
https://www.keiben-oasis.com/32143
死刑制度「廃止含め議論を」 遺族や元検察トップ、法学者らが提言
朝日新聞 2024年11月13日
https://digital.asahi.com/articles/ASSCF2410SCFUTIL02GM.html?pn=5&unlock=1#continuehere
検察側の証拠開示など再審制度を議論…法務省、袴田巌さん再審無罪で有識者会議を前倒し
読売新聞 2024年11月22日
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241122-OYT1T50155/
静岡地検のトップが袴田巌さんに直接謝罪 検察内の「強い不満」とは 有料記事
朝日新聞 植松敬 金子和史 横山輝 2024年11月27日
https://digital.asahi.com/articles/ASSCW01D8SCWUTIL02MM.html?pn=5&unlock=1#continuehere
「袴田さんを犯人視することない」 静岡地検の検事正が直接謝罪
朝日新聞 2024年11月27日
https://digital.asahi.com/articles/ASSCW1R4WSCWUTIL00QM.html?ref=auweb
袴田巌さんに静岡地検検事正が謝罪 再審で無罪確定
NHK 2024年11月27日
無実の叫び 袴田事件
検事正、袴田さんに直接謝罪 判決の捏造指摘は「承服しがたい」
毎日新聞 2024/11/27
https://mainichi.jp/articles/20241127/k00/00m/040/282000c
袴田ひで子さんに人権賞 「再審法改正へ頑張る」―東京弁護士会
時事通信 社会部2024年12月06日
https://sp.m.jiji.com/article/show/3401666
主イエス・キリストにおけるわたしたちの兄弟パウロ袴田巌さんに対し、本日9月26日、静岡地方裁判所によって再審無罪の判決が出されました。長年にわたり無実を訴え、また死刑えん罪という著しい不正義に直面してこられた袴田さんに、半世紀以上の長い年月を経て、ようやく無罪が言い渡されたことを心から歓迎し、神に感謝したいと思います。
長年にわたり自らの潔白の訴えをくじけることなく続けられた袴田さんの苦悩と苦しみ、その訴えを支えられたご家族をはじめ多くの支援者の方々の連帯の熱意に、心から敬意を表します。わたしたちは袴田さんの長年にわたる無実の訴えから、真実と人権を護ることの重要性を学び、同時にいのちを奪う死刑という処罰の是非について、あらためて人間の尊厳を護る立場から声を上げたいと思います。
カトリック教会は、人間のいのちには神が自らの似姿として人を創造することで尊厳が与えられていると信じ、その始まりから終わりまで、一つの例外もなく尊重されなくてはならないと訴えます。イエス・キリストが示した福音の光によって、たとえどんなに重い罪を犯した人であってもその人格の尊厳は決して失われないと固く信じています。「殺してはならない」と命じられた主イエスの戒めを受け止め、「人格の不可侵性と尊厳への攻撃」である死刑を許容することはできないと教えるだけでなく、全世界で死刑が廃止されるために取り組むという決意を表明しています(『カトリック教会のカテキズム』2267、ローマ教皇フランシスコの回勅『兄弟の皆さん』263以下参照)。
たとええん罪であったとしても、一度死刑によって人間のいのちと尊厳が奪われてしまえば、それを取り戻すことはできません。袴田さんの再審無罪という判決を機に、今一度、日本の社会に死刑制度の是非を考えることを呼びかけたいと思います。
長年にわたってえん罪による死刑囚として人権を制限され、苦しみの人生を強いられた袴田さんに、いつくしみ深い神がそのいやしの手を差し伸べることを信じながら、人間の尊厳を護るために、声を上げ続ける決意を、あらためて心に刻みます。
ライター・小石勝朗
「弁護士OASIS」 2020年07月31日公開
1966年に静岡県で一家4人が殺害された「袴田事件」で、再審請求している元プロボクサー袴田巖さん(84歳)の弁護団は7月8日、死刑判決が供述調書の中で唯一証拠と認めた検事調書の作成日が「虚偽」だと主張する特別抗告申立理由補充書を、最高裁第3小法廷へ提出した。同じ日付の起訴状と整合性が取れない箇所が複数あることなどを根拠に挙げており、改めてただちに再審を開始するよう求めている。
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袴田事件で検察と弁護団双方が最終意見書を提出
NHK 1月19日 17時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180119/k10011294791000.html
静岡)袴田さん即時抗告審、弁護団など最終意見書
朝日新聞 2018年1月20日03時00分
https://www.asahi.com/articles/ASL1M6757L1MUTPB00Y.html
検察・弁護双方が最終意見書 袴田さん抗告審
朝日新聞 2018年1月20日05時00分
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13321650.html?rm=150
袴田事件 抗告審 早く再審開始を 弁護団最終意見書
毎日新聞2018年1月20日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20180120/ddm/041/040/044000c
袴田事件 DNA型鑑定、判断は 即時抗告審大詰め 東京高裁 /静岡
毎日新聞2018年1月20日 静岡版
https://mainichi.jp/articles/20180120/ddl/k22/040/220000c
弁護団と検察が最終意見書提出 「袴田事件」即時抗告審
静岡新聞 2018/1/20 08:06
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/hakamada/448233.html
袴田事件、刃物店員の証言誘導か 「本当は見覚えなかった」
共同通信 2014年02月23日16時12分
静岡県で起きた一家4人殺害事件で、死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)の凶器購入先とされた刃物店で働き、公判で「袴田死刑囚の顔に見覚えがある」と証言した女性(87)が「本当は見覚えがなかった。思っていることと違うことを証言した」と話していることが23日、共同通信の取材で分かった。
また、女性の長男高橋国明さん(64)は、女性が67年7月の静岡地裁での公判に検察側証人として出廷し、帰宅した際に「証言の仕方を教えてくれるんだね」と話していたことも新たに明らかにした。袴田死刑囚弁護団は「公判前に捜査機関が証言を誘導した可能性がある」としている。
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014022301001900.html
袴田事件、証言誘導か 女性「本当は見覚えなかった」
スポニチ 2014年2月23日 15:52
1966年6月に静岡県清水市(現静岡市清水区)で起きた一家4人殺害事件で、死刑判決が確定した袴田巌死刑囚(77)=第2次再審請求中=の凶器購入先とされた刃物店で働き、公判で「袴田死刑囚の顔に見覚えがある」と証言した女性(87)が「本当は見覚えがなかった。思っていることと違うことを証言した」と話していることが23日、共同通信の取材で分かった。
また、女性の長男高橋国明さん(64)は、女性が67年7月の静岡地裁での公判に検察側証人として出廷し、帰宅した際に「証言の仕方を教えてくれるんだね」と話していたことも新たに明らかにした。袴田死刑囚弁護団の村崎修弁護士は「公判前に捜査機関が証言を誘導した可能性がある」としている。
昨年12月に提出した弁護団の最終意見書には盛り込まれていないが、村崎弁護士は「凶器とされた小刀では事件を実行できないとする弁護団の主張を裏付けている。捜査機関が証拠を捏造(ねつぞう)したことを示す重要な証言として裁判所に訴えていきたい」としている。
女性は事件当時、同県沼津市にあった刃物店の店主の妻。現在は病気療養中だが意思疎通は十分でき、高橋さんと一緒に取材に応じた。 一審や控訴審では「捜査員から見せられた顔写真の中に見覚えのある顔があった。事件の2〜3カ月前に見たような気がする」などと証言していた。
しかし高橋さんによると、女性は店を訪れた捜査員に数十枚の顔写真を見せられたが、見覚えのある顔はなかった。別の日に捜査員が「犯人がこの店で刃物を買ったと話している」と言い、犯人が書いたものとして手書きの地図を見せた。女性は地理関係が正しかったので「だったら店に来たのだと思う」と答えたという。
女性は92年ごろ、凶器とされた小刀が原形をとどめていたことを知って判決に疑問を持つようになった。高橋さんは「母は自分の証言で有罪になったのではないかと苦しんでいる。この声が裁判所に届いてほしい」と話している。
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2014/02/23/kiji/K20140223007650091.html
袴田死刑囚の意見聴取できず=再審請求審が結審−静岡地裁
時事通信 2013/12/16-19:45
静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の第2次再審請求審で、静岡地裁の村山浩昭裁判長らが袴田巌死刑囚(77)の意見聴取を試みたが、実現しなかったことが16日、分かった。同日行われた姉秀子さん(80)の意見陳述後、記者会見した弁護団が明らかにした。 同日の手続きで再審請求審は結審。弁護団によると、早ければ今年度中にも、再審を開始するかどうかの決定が出されるとみられる。 弁護団などによると、村山裁判長らは2日、袴田死刑囚のいる東京拘置所を訪問。拘置所職員を通じて、再審請求の関係で意見聴取に来たことを伝えたが、「必要ない」と断られたという。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013121600809
袴田事件:死刑囚の姉が意見陳述 静岡地裁
毎日新聞 2013年12月16日 20時48分
1966年に静岡市(旧静岡県清水市)で起きた強盗殺人事件「袴田事件」の第2次再審請求審は16日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)で申立人の最終意見陳述が行われ、袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)が「巌は必死で生きる闘いをしている」と、早期の再審開始を求めた。
秀子さんは陳述で「自白したとの報道に母は『小さくなって生きるしかない』と言って間もなく病死した」と事件当初を振り返り、「無実を果たし、生きて迎えるためだけを考えてきた」と、家族にとっても苦しみの47年間だったと訴えた。
また、地裁は同日、村山裁判長らが今月2日に東京拘置所を訪れ、袴田死刑囚から意見聴取を試みたと明らかにした。袴田死刑囚は「どうしたって死刑になるんだから」と、面会を拒否したという。
袴田死刑囚は1980年の死刑確定後から拘禁症状が出始め、現在は認知症などの疑いもある。秀子さんは陳述後の記者会見で「心は閉ざしていても、巌が伝えたいことは何も変わっていない」と述べ、死刑囚本人も従来通り再審を望んでいると語った。この日で請求審は終結し、地裁は来春にも再審の可否について判断を下すとみられる。【荒木涼子】
http://sp.mainichi.jp/select/news/20131217k0000m040054000c.html
袴田事件再審請求 手続き終了
NHK 12月16日 21時21分
昭和41年に静岡県で一家4人が殺害されたいわゆる袴田事件の再審請求を巡り、16日、弁護団が最後の意見陳述を行ってすべての手続きが終わりました。 裁判所は、早ければ来年春にも裁判のやり直しを認めるかどうか判断するものとみられます。
昭和41年、現在の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務の一家4人が殺害された事件では、会社の従業員だった袴田巌死刑囚(77)の死刑が確定しましたが、弁護団は無実を訴えて裁判のやり直しを求めています。 今月2日、弁護団と検察が、それぞれ最終意見書を提出し、16日、弁護団と姉の秀子さんが静岡地方裁判所で最後の意見陳述を行いました。 手続きは非公開で行われ、弁護団によりますと、新たに行ったDNA鑑定の結果から無実は明らかだと、改めて主張したほか、秀子さんが「弟の健康状態は悪く早く再審を認めてほしい」と訴えたということです。 一方、裁判所は、今月2日に、裁判官が、拘置所に出向いて袴田死刑囚本人から意見聴取をしようとしたところ、本人が応じなかったと説明したということです。 再審請求を巡る手続きは、16日ですべて終わり、裁判所は、早ければ来年春ごろにも再審を認めるかどうか、判断するものとみられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131216/k10013878171000.html
袴田事件 2次再審請求審が終結
静岡新聞 2013/12/17 07:39
「袴田事件」の第2次再審請求で、袴田巌死刑囚(77)の姉秀子さん(80)と弁護団の最終意見陳述が16日、静岡地裁(村山浩昭裁判長)であった。秀子さんは「巌にとっても私にとっても取り戻すことのできない47年。1日も早く再審が開始されるよう願う」と訴え、約5年8カ月に及んだ審理は終結した。
弁護団と静岡地検は最終意見書を2日に地裁へ提出済み。弁護団は再審開始、地検は請求棄却を求めている。弁護団によると、地裁は再審開始の可否の決定時期について「今は言えないが、事前に連絡する」としている。
最終意見陳述は非公開で行われた。弁護団は最終意見書に盛り込んだ「新証拠」を説明し、袴田死刑囚の無実をあらためて主張した。会見で西嶋勝彦弁護団長は「再審の開始を決定することで、静岡で冤罪(えんざい)を起こさないことを宣言してほしい」と強調した。 審理終結を受け、静岡地検の西谷隆次席検事も「主張すべきことは、し尽くしている。裁判所の理解を得られると思う」と語った。 一方で地裁は、地検が出した12日付の捜査報告書と16日付の意見書について、最終意見書の提出後であることを踏まえ「信義則に反する」と述べ、証拠として採用しなかった。
http://www.at-s.com/news/detail/872137297.html
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