2019年11月30日

ローマ教皇訪日、袴田巖さん、秀子さんが東京ドームのミサに出席

ローマ教皇フランシスコが11月23日〜26日、日本を訪問、25日の東京ドームでのミサに、袴田巖さんと秀子さんが招待されました。
当初期待されていたローマ教皇との面会はかないませんでしたが、ドーム1階の前方の席で、大型スクリーンの画面を見たり、パパモービレで会場を回る教皇が近くに来た時には立ち上がったりしていたようです。2時間に及ぶミサでしたが、秀子さんの記者会見によれば、途中ミサが終わったと勘違いして帰ろうとした巖さんを秀子さんが一生懸命なだめたため、ミサが終わるまでいらっしゃったということです。

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袴田巌さんを救う会からも数人がミサに参加、ドームを埋めつくした5万人に圧倒されました。
(ミサの映像はこちらで見られます→https://www.youtube.com/watch?v=2CRyMLJQ_Yg

1984年12月24日にカトリックの洗礼を受けた巖さん。その精神性の高さは、故安倍治夫弁護士の指導の下、人格証拠として裁判所に提出するために救う会が編集、出版した『主よ、いつまでですか−無実の死刑囚・袴田巌獄中書簡』(新教出版社刊)からもうかがい知ることができます。ご関心がおありの方は、救う会までご注文ください。
 無実の死刑囚・袴田巌さんを救う会
 FAX 042-394-4127
 hakamada_sukukai◎h2.dion.ne.jp(◎を@にかえてお送りください)


ローマ教皇は、ドームでのミサで、直接死刑問題について述べられませんでしたが、VATICAN NEWSによれば、安倍首相との会談では触れられたようです。

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「教皇、離日後、機内で記者会見
VATICAN NEWS 2019年11月26日  (ANSA) 

タイと日本、アジア2カ国への訪問を終えられた教皇フランシスコは、帰国便の機内で記者団に答えられた。
・・・・・・
東京ドームでのミサに、死刑確定に無実を訴え、再審・裁判のやり直しを求めている死刑囚の袴田巌さんが出席していたが、という問いに対し、教皇は、袴田さんのケースについて後ほど知った、と述べた。
安倍首相との会談では、裁判や、死刑や終身刑、刑務所のキャパシティーを超えた過剰収容や、判決前の勾留状態など、他国の状況も含めた、受刑者を取り巻く多くの一般問題について話した、と述べられた。
死刑は倫理に反すると話した教皇は、ある国々は政治的な問題で死刑を廃止できないが、執行を停止することで事実上の終身刑を課している、と語った。
教皇は、刑は復帰を常に視野に入れたものであるべきで、展望を与えない刑は人道的でないとも話した。
・・・・・・・・」





posted by 袴田巌さんを救う会 at 23:59| 東京 ☀| 袴田巖さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月16日

「ローマ法王、ミサに袴田さん招待」

ローマ法王、ミサに袴田さん招待
訪日中短時間接触、言葉交わすか
共同通信 2019/11/16 00:03 (JST)11/16 13:21 (JST)

ローマ法王庁(バチカン)の報道官が会見で明らかに。
記事はこちら↓



posted by 袴田巌さんを救う会 at 14:03| 東京 ☀| 袴田巖さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月16日

袴田巖さんと一審熊本典道元裁判官が50年を経て再会

袴田巖さんとお姉さんの秀子さんが、1月9日、突然
一審静岡地裁裁判官だった熊本典道さんを福岡の病院に
訪ねました。

同行した浜松の支援者がブログにお書きになっています。

熊本さんを懸命に支える島内さんや、熊本さん達を福岡で
見守って下さっているクリスチャンのご夫婦も同席しました。

熊本元裁判官は、一審静岡地裁で袴田事件を担当、
無罪の心証を持ちましたが、裁判官の合議で他の裁判官を
説得することが出来ず、2対1で負けたため、主任裁判官
だった熊本さんが死刑判決を書かざるを得ませんでした。
「付言」をつけ加え、高裁で判決が覆ることを期待した
もののかなわず、ずっと良心の呵責に苦しんできました。

2007年に、守秘義務を破って告白、日本のみならず
世界中の注目を集めました。この告白により、世論の
流れは大きく変ったと言えます。
その後、熊本さんと袴田さんをモデルに映画「BOX 
袴田事件 命とは」が制作され、全国で公開されました。

袴田巌さんを救う会では、最高裁や静岡地裁に熊本さんの
陳述書を提出、無罪心証を持った裁判官がいたにも
かかわらず、袴田さんが死刑判決を受けたことの理不尽さを
訴えました。

死刑判決を書いた翌年裁判官を辞めた熊本さんは生活も
荒れ、その後、何度も自殺をはかるなど心身を蝕まれて
いきましたが、2006年に島内さんに救われ、2007年の
告白につながりました。

がんや脳梗塞を患い、病院で寝たきりの熊本さんにとって、
巖さんに謝りたいという願いはかなわないかと思われました。
今回袴田巌さんと秀子さんが会いに行かれたことは、本当に
よかったと思います。何より、秀子さんの決断に感謝です。
新年会でいろいろとお話が伺えることを期待しています。

〈参考〉
半生をかけた回心と告白:袴田事件の元判事

裁判官の良心 (2007年当時)



posted by 袴田巌さんを救う会 at 03:30| 東京 ☀| 袴田巖さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月12日

金 聖雄監督、日隅一雄・情報流通促進賞大賞受賞

 ドキュメンタリー映画「袴田巖 夢の間の世の中」を撮った金 聖雄監督が、第4回 日隅一雄・情報流通促進賞の大賞を受賞し、 6月10日、日比谷コンベンションホールで授賞式が行われました。
 主催の日隅一雄・情報流通促進基金は、2012年6月に胆のうがんのため49才の若さで亡くなった弁護士・ジャーナリストの日隅一雄さんの遺志を受け継ぐために、2013年1月に設立された社団法人です。日隅さんは産経新聞記者の後、弁護士となり、表現の自由をめぐる裁判や報道被害の救済、情報公開の推進と内部告発者の保護などの活動に尽力しました。2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故直後からは、NPJ(日隅さんらが設立したインターネットメディア「News for the People Japan(NPJ)」)記者として記者会見場に通い、東京電力と政府の情報隠しと闘いました。2011年5月に末期がんで余命6カ月の宣告を受けた後も記者会見に出続け、亡くなる前日まで尽力しました。(基金のサイトhttp://hizumikikin.net/kotoba/より)            
 表彰式は、代表理事の海渡雄一弁護士があいさつ、選考委員の落合恵子さんのお話の後、ビデオニュース・ドットコム代表の神保哲生氏が、「メディアは表現の自由の危機を跳ね返せるか〜国連特別報告者の暫定所見を踏まえて〜」と題して講演を行いました。その後、授賞式が行われ、受賞者が各々あいさつをしました。大賞受賞時にはプロデューサーの陣内さんも壇上に上りました。最後に桂敬一代表理事があいさつして閉会しました。受賞者は次の方々です。

 大 賞:金 聖雄氏(袴田巌さんを撮影した映画「夢の間の世の中」の監督)
 奨励賞:中日新聞記者 榊原崇仁氏(新聞紙面を通じた継続的な原発報道)
 特別賞:共同通信記者 鎮目宰司氏(福島原発事故の津波対策懈怠に関する一連の報道)
     毎日新聞記者 青島顕氏/日下部聡氏(秘密保護法に関する一連の報道)


「袴田巖 夢の間の世の中」は現在厚木と金沢で上映中です。
 ぜひご覧ください。http://www.hakamada-movie.com/schedule/


神奈川県厚木市
アミューあつぎ映画.comシネマ TEL:046-206-4541
06/  4(土)〜06/10(金)12:45~14:44
06/11(土)〜06/17(金)15:00~16:59

石川県金沢市
シネモンド TEL:076-220-5007

6/  4(土)〜6/10(金)12:30〜
6/11(土)〜6/17(金)10:15〜

広島県広島市
横川シネマ TEL:082-231-1001
7/  8(金)〜7/21(木)

新潟県新潟市
新潟・市民映画館 シネ・ウインド TEL:025-243-5530
7/23(土)〜7/29(金) 14:50〜
 7/23上映終了後に金聖雄監督からの舞台挨拶あり!


*自主上映も受付中です。ご希望の方はキムーンフィルムまでご連絡ください。
 TEL:042-316-5567
 FAX:042-316-5882
 HP:hakamada-movie.com
 e-mail:info@hakamada-movie.com


☆金監督のお話は、袴田巌さんを救う会が6月4日に発行した
「キラキラ星通信」第90号にも掲載されています。これは、
 救う会の新年会で話された金監督のお話をまとめたものです。



posted by 袴田巌さんを救う会 at 02:38| 東京 ☀| 袴田巖さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする